FIFAワールドカップで何度も優勝しているサッカー強豪国のブラジルが、リオ・デ・ジャネイロの砂浜でサッカーをすることを禁止にするそうです。ブラジル発祥で砂浜をコートにするビーチサッカーなどは現在ではワールドカップもあるほどですが、一体何が問題だったのでしょうか。

詳細は以下から。
Brazil bans football from Rio's beaches - Telegraph

この記事によると、リオ・デ・ジャネイロの砂浜でサッカー禁止になったのは、混沌として無法な街をより住みやすくしようというキャンペーンの一環で、「Altinha」と呼ばれるリフティング遊びなどの球技をやめさせるのが目的なのだそうです。

「Altinha」はこんなの。12月1日から禁止になるとのこと。
YouTube - ALTINHA


リオ・デ・ジャネイロはロナウドやジーコ、ガリンシャといった名プレーヤーを多く輩出し、砂浜でのサッカー練習も多く行われており、「砂浜でサッカーをするのも文化の一部だ」と抗議する人もいます。

しかし、フレスコボール(バドミントンのような遊び)の球などに何度もぶつかったことがあるというLins e Silvaさんは今回の禁止令に賛成しており、「離れたところでして欲しい」と話しています。

フレスコボールはこんな感じ。これも禁止になります。
YouTube - (Ale Alves, frescobol parte 1)


禁止される時間帯は午前8時から午後5時までで、南半球の夏が終わる3月中旬頃までという期間になっているそうです。警察は規則に従わないジェットスキーやビーチでの違法販売も同時に取り締まり、リオ・デ・ジャネイロの悪いイメージを取り除く計画になっています。

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