R・マドリーの守護神カシージャスが、絶好調のロッベンとバルサのメッシの二人についてコメントを残した。保険会社の新しいCMプレゼンテーションの記者会見でカシージャスはまずロッベンについて、「すごく波に乗っているね。フィジカルコンディションも良いみたいだ」とチームの同僚の活躍を喜んだ。

　メッシの方がロッベンよりも実力が上かどうかという質問に対しては、「二人ともそれぞれのクラブで同等の活躍をしている」と語る。それぞれのクラブにおける二人の重要度にいては、「バルサとのクラシコでは彼が居なくて苦労した。バルサもメッシが出ていない試合は苦労している。R・マドリーはロッベン、バルサはメッシに依存する部分が大きいかもね」と認めている。

　R・マドリーのリーガ優勝の可能性については、「もちろん勝てると信じている。上り調子だからね。でも、バルサが他のどのチームよりも優れているのは認めるよ。しかし、最後まで諦めずに戦いたい」と守護神は強気だ。

　最後に今週末の試合でGKとして最も長くR・マドリーのユニフォームを着て戦ったパコ・ブーヨの454試合出場という記録に並ぶことについては、「記録のことをずっと考えているわけではないけど、気づいているよ。多分、代表でもあと1試合出場すればフェルナンド・イエロの89試合出場に並ぶと思う。すごい誇りに思うよ。パコ・ブーヨの記録に追い付くなんて考えてもいなかったからね」と言う。カシージャスの活躍は、R・マドリー復活の鍵となるだけに怪我がないことを願いたいところだ。

（スペイン通信）