25日のFAカップ、リバプール対エバートン戦で注目を浴びたのが、エバートンのオーストラリア代表MFティム・ケイヒルだ。

ケイヒルはCKを頭で合わせレズコットの先制点を演出。FW不在というエバートンのチーム事情もあり最近はCFを務めるケイヒルだが、彼は178センチにもかかわらず空中戦がめっぽう強い。1週間前のマージーサイド・ダービーでもエバートンの同点弾はケイヒルのヘディングシュートだった。

この試合をTV解説していた元リバプールのスティーブ・マクマナマンは「ケイヒルの空中戦の強さは脅威」とし、他の解説陣もケイヒルの空中戦の強さを賞賛するばかり。ケイヒルのこのジャンプ力の理由に関しては、サモア人の血を引く彼の血統にあるとする見方もあるそうだ。

2月11日に控えるWC予選日本対オーストラリア戦。日本がセットプレー時に最も警戒すべきはこのケイヒルかもしれない。