ドラッグと酒におぼれ、刑務所と更生施設入りを繰り返す元イングランド代表MFのポール・ガスコイン。現在収容されているリハビリ施設では、なんと馬と会話するセラピーを実行中だという。

一ヶ月で8000ポンド(約130万円)の費用がかかるこの施設では、一般社会で人と接するのが苦手な人を専門にケアをおこなうという。ガスコインは毎日、馬に接し、やさしく話しかけ、世話を行ない、社会復帰を目指しているそうだ。

この施設の中では携帯電話も新聞も禁止。外界から遮断された中、黙々と馬の世話をこなすガスコインの姿は、ちょっと想像できない。ちなみに彼の友人は「ポールはこれが彼にとってラストチャンスだと分かっている」と、今回ばかりは真面目に更生プログラムに取り組んでいると証言している。