セリエA第7節が19日に行われ、インテルがローマを4−0で破り、単独首位に立った。
 開始5分にイブラヒモヴィッチの巧みなループシュートで先制したインテルは、後半開始早々にもイブラヒモヴィッチが2点目を挙げるとますます勢いが加速し、54分にはスタンコヴィッチが右足でコースを突いたシュートを決めて3−0。直後の56分にはオビンナが個人技で相手DFを揺さぶり、ミドルレンジから左足の強烈な一発を突き刺し、勝負を決めた。ローマはトッティを中心に何度かチャンスを作ったものの、不調ぶりを象徴させるスコアで、14位に沈んでいる。
 
 一方、好調のラツィオはアウェイでボローニャと対戦。勝って首位キープといきたいところだったが、26分までにディ・バイオの2ゴールなどで3失点を許す苦しい展開で、後半に1点を返すのがやっと。1−3で敗れ、5位へ後退した。
 
 カターニアはホームでパレルモと戦い、2−0で勝利した。森本貴幸が3試合ぶりに先発し、得点こそなかったものの今季リーグ戦初のフル出場で勝利に貢献した。カターニアは勝ち点14で2位グループにつけている。
 ミランはロナウジーニョの2ゴールなどでサンプドリアに3−0で快勝。勝ち点13で5位タイとなっている。