アルゼンチンサッカー協会(AFA)は、アルフィオ・バシーレ監督が16日に辞任したと発表した。W杯予選でチリに0−1で敗れた翌日のことだった。
「バシーレはAFA会長と話し、個人的理由で辞任した。代表チーム委員会は慰留につとめたが、バシーレの決意は固く、辞任を受け入れることにした」と協会のスポークスマンは話した。

 アルゼンチンはW杯予選で10試合戦い4勝2敗4分けで現在3位。豪華なタレントを揃えた代表チームの結果が思わしくなく、監督はプレッシャーにさらされていた。

 11日の試合ではウルグアイに勝利し批判もおさまったかに見えたが、15日の試合でチリに圧倒され、35年ぶりに白星を献上したことで、ファンは大きな衝撃を受けていた。