再起動ダイアログ

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『Windows XP』の自動更新機能『Windows Update』は脆弱性、機能強化が図られまた月例パッチといった定例による修正ファイルが配布される。

『Windows XP』には数多くのバグが存在し、発見されてるものだけでも数千というバグが存在するとか。
これらのバグ対応に加え、新たなセキュリティーホールが見つかると修正パッチが緊急配布されるなど、日々『Windows XP』を強化する上で『Windows Update』は役立っている。
そんな『Windows Update』だが、アップデート後に場合によっては“再起動ダイアログ”が出現することがある。
これはその時点では修正の適応ができず、再起動時にランタイムの上書きを行うなどの処理を行うためだ。

マイクロソフト社は、再起動が必要なアップデートを早く適用して欲しいという願いからか「コンピュータの更新を完了させ、更新を有効にするには、コンピュータを再起動してください。 今すぐ再起動しますか?」と訪ねてくる。
もちろんダイアログには“今すぐ再起動”“後で再起動”といった選択があるもののこのダイアログがとても煩(わずら)わしい。
“後で再起動”を選んだとしてもそのダイアログは終了せずタスクトレイに残った状態で、10分程経過すると再度ダイアログが出現するのだ。
画面真ん中にポップアップしウィンドウの最前面で表示されるために間違って“今すぐ再起動”をクリックしそうになる。

「間違って押しちゃったよ!」「作業中なのに勘弁して欲しい!」という人の少なくないだろう。
このような危険極まりないデンジャラスなダイアログをどうにかしたい人のために、今回は再起動ダイアログを再度ポップアップしなくする裏技を教えよう。

(1)ファイル名を指定して実行
まずスタートメニューにある“ファイル名を指定して実行”を選択しよう。
そこに「gpedit.msc」と入力する。
以上の様に入力し実行すると『グループ ポリシー オブジェクト エディタ』が起動する。

(2)グループ ポリシー オブジェクト エディタ
見た目がエクスプローラーに似ているこの『グループ ポリシー オブジェクト エディタ』。
これで以下の階層に移動しよう。
『ローカル コンピュータ ポリシー』 - 『コンピュータの構成』 - 『管理用テンプレート』 - 『Windows コンポーネント』 - 『Windows Update』
この階層にある“スケジュールされたインストール時の再起動を再確認する”をダブルクリック、もしくは右クリックしてプロパティを選択しよう。

(3)スケジュールされたインストール時の再起動を再確認する
“スケジュールされたインストール時の再起動を再確認する”のプロパティを開いたら『未構成』が選択されているはず。
そこで『有効』を選択しさらに下にある時間に2000と入れてみよう。数字は分単位だ。つまり2000分=約33時間ということだ。

(4)自動更新を構成する
その後、同じ階層にあった“自動更新を構成する”をダブルクリック、もしくは右クリックしてプロパティを選択しよう。
上記の(3)同様にダイアログが開く。ここでも『未構成』が選択されているはずなので『有効』を選択しよう。

以上で煩わしい再起動ダイアログは立ち上がらなくなる。
しかし、アップデートさせたWindowsは暇をみて早急に再起動させた方が無難だろう。

9月10日はWindows Updateがあったため先ほど更新作業が行われたところだ。
この記事を執筆中も再起動ダイアログと格闘しているトレビアンニュース記者だった……。

※グループ ポリシー オブジェクト エディタはWindows XP Professional Editionのみで利用できます。

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