フランスの全国プロサッカー選手連合(UNFP)が11日、パリで開かれたセレモニーで今シーズンの各賞受賞者を発表した。

 最優秀選手賞はリヨンのカリム・ベンゼマが受賞し、ジネディーヌ・ジダンからトロフィーが授与された。最優秀新人には同じくリヨンのハテム・ベン・アルファ、最優秀ゴールキーパーにはマルセイユのスティーブ・マンダンダ、最優秀監督にはボルドーのローラン・ブランが選ばれた。

 一般からの投票で選ばれるベストゴールは、マチュー・バルブエナ(マルセイユ)が第23節カーン戦であげたゴールが55%という圧倒的な得票率で選出された。ル・マンの松井大輔が第5節(8月25日、対モナコ戦)にマークした華麗なヒールキックによるゴールもノミネートされていたが、得票率12%で惜しくも3位だった。

 なお今季リーグ・アンのベスト・イレブンは、以下の通り。ランスのイウトンが2年連続で選ばれたほかは、昨シーズンとまったく違う顔触れとなった。

GK
スティーブ・マンダンダ(マルセイユ)
DF
ローラン・ボナール(マルセイユ)
セバスチャン・ピュイグルニエ(ナンシー)
ヴィトリノ・イウトン(ランス)
タイ・タイウォ(マルセイユ)
MF
ジェレミー・トゥララン(リヨン)
ブノワ・シェイルー(マルセイユ)
マチュー・バルブエナ(マルセイユ)
ジェラルド・ヴェンデル(ボルドー)
FW
ママドゥ・ニアン(マルセイユ)
カリム・ベンゼマ(リヨン)