鬼束ちひろ、復帰後初の映画主題歌

　昨年5月、前作「育つ雑草」より2年7ヶ月ぶりとなるニューシングル「everyhome」を発表し、本格的に音楽活動を再開した鬼束ちひろ。同年9月に続くシングル「僕等 バラ色の日々」を、翌10月に小林武史をプロデューサーに迎えたアルバム「LAS VEGAS」を発表した彼女が、今年8月に全国公開予定の映画「ラストゲーム　最後の早慶戦」の主題歌を担当することが決定した。

　復帰後、初の映画主題歌となる「蛍」は珠玉のバラードに仕上がっており、監督をはじめ映画の製作スタッフからの絶賛により主題歌に抜擢。鬼束ちひろの魂を揺さぶるその歌声、そして命の尊さと、深い愛情を歌い上げたメッセージが、夢を諦めない若者達の熱き物語をより一層美しく輝かせている。

　今月26日には、東京・Bunkamura オーチャードホールにて4年8ヶ月ぶり一夜限りのプレミアム・コンサートを開催。チケットは全席完売となっている。

「ラストゲーム　最後の早慶戦」
太平洋戦争の戦局により学徒動員が発令された1943年。米国発祥の野球が敵国球技として政府から弾圧される中、10月16日戸塚球場で「最後の早慶戦」が開催された。その試合後、学生たちは戦地に赴き命を散らす。その史実に基づき映画は、野球を愛した若者たちの青春と友情を描いている。

監督：神山征二郎
出演：渡辺大、柄本佑、柄本明、宮川一朗太、三波豊和、山本圭、藤田まこと、富司純子、石坂浩二ほか
配給：シネカノン
2008年08月全国劇場公開予定

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