「試合序盤の我々は精彩を欠いていた。ホームのサンシーロでの試合であったにも関わらず、観客が少なかった(約2万5千人)ことも影響したのかもしれない。決してCSKAモスクワを格下と見なして油断していたわけではないが、2点ビハインドからの大逆転勝利(4−2で終了)というあまり起こり得ない試合展開となった。2点先制されたことで、我々はようやく目覚めたかのようだった」。

インテルのロベルト・マンチーニ監督が7日の欧州CLグループリーグ第4節CSKAモスクワ戦後のインタビューで語り始めた。マンチーニ監督は続けて「相手のFW陣はかなり強かった。CSKAモスクワに2点先制され、やっと我々のエンジンがかかった。失点後に選手達が焦ることなく落ち着いて自分達のプレーを発揮したことが大きかった。最終的には見応えのある試合となった」とコメント。大逆転勝利にほっと胸を撫で下ろした様子で試合を振り返っている。