LG電子が一台でBlu-rayとHD DVDの両規格に対応した「Super Multi Blue」ドライブ2機種を8月下旬より発売するそうです。また、次世代DVDだけでなく既存のDVD-RやDVD-RAMなども利用可能なほか、読み込みも書き込みも世界最高水準の速度とのこと。

このドライブの登場は次世代DVDの規格争いにどのような影響を与えるのでしょうか。

詳細は以下の通り。
[LG電子 「Super Multi Blue」ドライブ 2機種を新発売
国内初のブルーレイ/HD DVD両規格対応
記録・再生速度も世界最速を実現 ]


このリリースによると、8月下旬からLG電子が発売するBlu-rayとHD DVDの両規格に対応した「Super Multi Blue」ドライブは、Blu-rayの書き込み・読み込み機能とHD DVDの読み込み機能を搭載した「GGW-H20N」と、Blu-rayとHD DVD両方の読み込み機能を搭載した「GGC-H20N」の2機種で、実勢価格は税込6万5000円前後と4万5000円前後になるそうです。

トレイを閉じたところ。


なお、Blu-rayへの書き込みが可能な「GGW-H20N」は、BD-Rで6倍速という世界最速の記録速度を実現しているほか、BD-R DLは4倍速記録、BD-REは2倍速記録が可能。そしてディスクの読み込みに関しては2機種ともBD-Rが 6倍速、BD-R DLは 4.8倍速、HD DVD-ROMも3倍速という世界最高水準の速さを誇っているとのこと。

インターフェイスごとの読み込み、書き込み速度。


一台で両方の規格を扱えるという、ユーザーにとって非常にありがたいドライブですが、それぞれの陣営のメーカーも追従するのでしょうか。

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