V6井ノ原快彦、中居正広の膝の上でライブを見た「おぼこな時代」

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 アラフォージャニーズのムードメーカーといえば、「あさイチ」(NHK総合)の司会を務めるV6・井ノ原快彦。ジャニーズ事務所に入所したのは1988年。1〜2年先輩にあたるのがSMAPだ。当時のメンバー6人とは近い距離で接し、同じ年の香取慎吾とは公私ともに親しかった。そんな井ノ原とSMAPはデビュー前から関係があったという。80年代のアイドルに詳しい芸能ジャーナリストが、こう証言する。

「井ノ原は入所したその年にラッキーな偶然に遭遇しています。ジャニー喜多川社長からマイケル・ジャクソンの東京ドームライブに誘われたんです。ジャニーさんはSMAPに声をかけたのですが、木村拓哉はすでに自分でチケットを買っていた。余ったその1枚が井ノ原に回ってきたというわけ。当日、井ノ原の席はSMAPメンバーに囲まれていた。でも、まだ小学6年生で、事務所の序列を知らないため、無邪気に先輩の中居正広の膝の上に座ったり、香取とは『(小学校の)社会はどんなことやってるの?』と話していたそうです」

 終演後、ジャニー社長がファストフードに連れて行ってくれて、そこに同行したのが木村。ボーダーの服を着ていた高校生の木村が、幼い井ノ原の目にはキラキラと輝いて見えたという。

「井ノ原がジャニーズJr.として初めて衣装を着て、先輩のバックについたのはSMAP。1992年リリースの『雪が降ってきた』でした。当時流行っていたバスケットボールの3on3(スリーオンスリー)をしながら歌って踊るSMAPの後ろで、転がるボールを拾っていたそうです。今では貴重な下積み時代ですね」(前出・芸能ジャーナリスト)

 球拾いから、今やNHKの朝の顔に大躍進した井ノ原。今後も活躍が続くことだろう。

(北村ともこ)