大分県立国東高等学校(大分)

写真拡大

左から宮内 颯志 副主将、溝部 健斗主将(国東)昨秋の悔しさをバネに

■国東はどんな学校? 国東高校は、大分県国東市にある県立高等学校。2008年4月に、国東、国東農工、双国の3校が統合し、現在に至る。吉田 豊彦(元東北楽天ゴールデンイーグルス投手)や吉武 真太郎(元読売ジャイアンツ投手)などのプロ選手を輩出した伝統校である。

■国東野球部の紹介 現在、野球部は3年生11名、2年生14名、1年生15名の計40名。普段から選手たちで除草作業などを行い、作り上げてきた日本一のグラウンドで日々練習に励んでいる。溝部 健斗主将は今年のチームのウリを「全力疾走・全員野球・機動力野球」と話す。目標である甲子園出場に向け、冬場には近くの海岸で砂浜トレーニングを行うなどしてレベルアップを図ってきた。

■昨秋の悔しい敗戦「強い国東の復活」を目指し新チームをスタートさせた昨年。しかし秋大で悔しい思いを喧々した。あと1つ勝てば九州大会出場となる準々決勝で大分西と対戦した国東は8回まで5対2とリードしていた。しかしながら、そこから逆転負け。「もう二度とあんな試合はしたくない」と溝部主将。その悔しさを胸に、オフシーズンは体を一回り大きくするなどして、夏に向けて準備を進めてきた。

■カギを握る2枚看板 溝部主将は、この1年間で活躍してきた選手・夏のキーマンになるであろう選手に入江 裕介、井上 将志の2選手の名を挙げた。「井上は秋、入江は春をほぼ1人で投げぬいてくれました」と溝部主将。2人の活躍が夏に大会では非常に重要であることに間違いない。猛暑が続く、夏での戦いで投手が2枚いることは大きい。国東2枚看板に注目だ。

■今夏への意気込み 夏の大会を前に、原点に戻り全力疾走などを徹底している国東。溝部主将は夏に向けて「チームにとって最高の夏にし、国東の歴史に名を刻みます」と力強くコメントした。

ショート・溝部、サード・宮内(国東)守備力強化で夏に挑む

ここからは、溝部 健斗主将(3年)に加え宮内 颯志副主将(3年)の二人にお話を伺います!

Q.夏へ向けての課題や強化したいところを教えてください。

溝部:エラーなど、守備の面で小さなミスをなくすことです。宮内:自分も同じで、守備力を強化していきたいです。

Q.ここまでを振り返って、高校野球で一番の思い出を教えてください!

溝部:やはりきつい練習をみんなで乗り越えてきたことが、一番の思い出です。宮内:秋と春の大会で、両方とも逆転負けだったことが心に残っています。

Q.自分のここを見てほしいというところは?

溝部:特に自分の全力疾走に注目です!宮内:自分も全力疾走を見て欲しい!

Q.このチームの好きなところや、ここは他のチームに負けない!というところを教えてください。

溝部:全員でする全力疾走と、3年生から1年生までみんな仲が良いというところでは負けません。宮内:全力疾走では負けません!

Q.最後に、この夏の意気込みを教えてください!

溝部:全員が笑って夏を終われるようにしたいです!宮内:自分たちの野球ができるようにしたいです。

 溝部選手、宮内選手、ありがとうございました!

溝部 健斗主将(国東)3年生15人と最高の夏に

 染矢 隆一監督にお話を伺いました!

Q. 新チームが始まってから、どのようなテーマをもってチーム作りをされてきたのでしょうか?

 強い国東高校の復活を目指し、目標である甲子園初出場へ向けてやってきました。

Q. このチームの強みを教えてください。

 相手が好投手の場合でも、機動力を使って打ち崩すことができます。

Q. 最後に、夏に燃える3年生や部員たちにメッセージをお願いします!

 マネージャーを含む、3年生15人と最高の夏にしたい!

染矢監督、そして国東高校野球部の皆様、ありがとうございました!

今年も大好評!【僕らの熱い夏 特設ページ】各チームのページ下部にあるフォトギャラリーもお見逃しなく!