怖いくらい効く! 恋愛心理学で男女の仲を深める方法

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意中の男性には印象よく思われ、うまく距離をつめていきたいものですよね。恋愛は相手がいるものですから、しっかり男心を掴むことが重要になります。今回は、モテる人は自然にやっているかもしれない恋愛心理学・行動心理学のテクニックを、男女の心理にくわしい心理コーディネーターの織田隼人さんが伝授。男を落とす秘訣を学びましょう。

■脈ありしぐさの見分け方

まずは、脈ありかどうかを見抜くことが大事。気になる男性がどんなしぐさをしていたら脈ありなのか、織田さんに男性の脈ありしぐさを見抜くポイントを聞きました。

◇(1)さりげないボディタッチ

ものを渡すときにちょっと手が触れたり、頭をポンポンとなでてきたりといったさりげないボディタッチをしてくる男性は、仲よくなりたいという気持ちからボディタッチをしています。

ただし、既婚者の男性や彼女のいる男性、いろいろな女性と付き合ってきた男性といったように女性慣れしている男性のほうがボディタッチをしてくる傾向があるので、女慣れしている男性のボディタッチには気をつける必要がある場合も多いです。

◇(2)頻繁に目が合う

頻繁に目が合っている場合は見られている可能性が高いので、脈ありの可能性があります。特に、自分から見つめていてそのあと目が合う場合よりも、自分がふと相手に目を向けたときに目が合ったパターンが多い場合は、脈ありの可能性が高いと言えます。彼なのか、自分なのか、どちらが先に見つめていたかを確認してみてください。

◇(3)彼のほうからよく連絡が来る

LINEやほかのチャットツール、メールなどで彼のほうからよく連絡が来る場合にも脈ありの可能性が高いです。彼からあなたに接触したいという意思があるため、彼のほうから連絡が来ると見てよいでしょう。特に「おはよう」とか「おやすみ」など、挨拶関係で彼から連絡が来るようになると、用もないのにとにかくコミュニケーションをとりたいという欲求があると考えられますので、脈ありの可能性が上がります。

◇(4)困っていたらすかさず助けてくれる

ちょっと困ったことがあってそれを口に出したりすると、すかさず助けてくれる場合も脈ありの可能性が高いです。好きな人が困っていたら、なんとかしたい、という気持ちになりますよね。もちろん、本当に困っている内容だと誰もが助けてくれようとしますので、ほんの少し困ってみることがよかったりします。例えば、「この荷物、重いな……」などとつぶやいたら、“毎回”手伝ってくれる男性だと脈ありの可能性が高いです。たまに手伝ってくれるだけだと、「ただの親切」であることが多いので注意しましょう。

◇(5)会話の内容をよく覚えている

昔しゃべった細かい会話の内容をたくさん覚えていてくれている場合も、脈ありの可能性が高いです。人は、思っている以上に他人に興味がないものです。人間関係には興味があったとしても、その人の細かいところまでとなると、忘れてしまうことが多いもの。細かいことまでいろいろと覚えていてくれている場合には、その男性から「人として興味を持たれている」と言えるので、脈ありの可能性が高いということになります。

■上手なデートへの誘い方

気になる男性が脈ありとわかったら、次は、上手にデートに誘うことが進展の第一歩。続いて、デートの誘い方について、織田さんに聞いてみました。

◇(1)デートの選択肢を提示しよう

デートに誘うときに「土曜と日曜、どっちがいい?」と聞くと、どちらかを返答してくれる可能性が上がります。「ダブルバインド効果」と言われるものですが、選択肢を伝えると人はその中から選ぼうとします。つまり、「土曜」か「日曜」という選択肢から選ぼうと考えるので、「デートに行かない」という見えない選択肢を選びにくくなる……つまり、断られにくくすることができるのです。

◇(2)「そうだね」を繰り返させる

「そうだね」とか「うん」とか「いいね」というように、男性側がYESやOKになる相づちを何度も続けられるような会話をすると、その流れでデートに誘ったときにOKがもらいやすくなります。

YESを繰り返すと、無意識に肯定的な返事をするようにどんどんすり込まれていきます。そこで、最初は男性がYESと答えやすい質問をいくつか言っておいて、そのままの流れで女性からデートの誘いにつなげるとよいでしょう。

★男性にOKされやすいデートの誘い方の例

女性:「おいしいお魚好き?」
男性:「うん、そうだね」
女性:「そのお店一緒に行かない?」
男性:「うん、いいね」

上記のように、男性側が肯定的な返事をしやすい会話の流れを作ってしまいましょう。

◇(3)断られたら、少し軽めなお誘いに変更する

例えば、「土曜日にデートしたい」といったお誘いをして断られた場合、「ランチだけでもどう?」というように、要求水準を下げた誘いをもう一度すると、OKをもらえる可能性があります。

これは「ドア・イン・ザ・フェイス」というテクニックで、最初に断られる要求を出した場合は相手が断ったことに罪悪感を感じて、要求水準を下げた要望を受け入れてしまう、というものです。

◇(4)デートに理由をつける

人は、理由があると断りづらくなります。「先にコピーをとらせてください」というのと、「コピーをとりたいので、先にコピーをとらせてください」というのとでは、どちらも同じことを言っているだけなのに、後者のほうが説得力が増します。

ただ「イベントに一緒に行きませんか?」と誘うよりも、何でもいいので「○○だからイベントに行ってみたいので、一緒に行きませんか?」というように、理由っぽいものをつけた言いまわしをすると、相手はデートに正当性があると感じてOKを出しやすくなります。

◇(5)レア感を出して誘う

希少性があるものは手に入れたい、と思うのが人間です。「○○のイベントが5日までしかやっていないみたいだから、一緒に行かない?」というように、期限がある催しものや、なかなか行けないイベントをデートのテーマにして誘うと相手は乗ってきやすいです。イベントは基本的に希少性のあるものです。相手の趣味の分野でイベントを探して、デートに誘ってみましょう。

■デートで2人の仲を深めるテク

デートの誘いがうまくいったら、関係を進展させるために、2人の仲を深める振る舞い方をチェックしたいもの。デート中に男女の仲を深めるテクについて、織田さんにアドバイスをもらいました。

◇(1)ドキドキする場所に行こう

いわゆる「つり橋効果」というものですが、胸がドキドキする状況になった場合、そこに異性がいたら恋のドキドキと勘違いしてしまうように人はできています。

そこで、一緒にスポーツをするのでもいいし、遊園地で絶叫系の乗り物に乗るもよし、アクション映画を見るもよし、とにかくドキドキできる場所に行きましょう。お寺や神社で心を落ち着かせるのは付き合ったあとでいいのです。

◇(2)8秒以上、相手を見つめる

男性より女性のほうが相手を長時間見つめやすい、という研究結果があります。そして男性は、8秒以上見つめられると相手を意識し出す、というものもあります。

モテる女性は相手の男性を、男性が目をそらすより長い時間見つめているので、男性がドキドキしてそこから恋がはじまります。男性の目をじっと見つめて、8秒以上目をそらさないよう、まばたきしないようにしてみましょう。

◇(3)相手のパーソナルスペースに踏み込む

ドキッとする異性は、会話をするときに自分がちょっと違和感を覚えるくらいの近い距離に立っていたりします。これは相手が、パーソナルスペース、つまり自分の心のテリトリーの中に踏み込んでいるからドキッとするのです。

好きな人相手にドキッとしてもらうには、自分から距離を近づけていけば、ドキッとしてもらえるので、ほかの相手よりも近づいて、物理的に一歩踏み込んで距離を縮めて会話をしてみましょう。

◇(4)とにかく何度も顔を合わせる

人間は何度も会っている人ほどいい印象を持ちます。とにかく何度も会えば、それだけで印象はよくなるのです。理由は何でもいいので、とにかく相手に会うようにしましょう。職場などですれちがうタイミングがあれば、「こんにちは」と何度も声をかけて顔を見てもらえれば、それだけで印象がよくなっていきます。

◇(5)鏡のような行動をとる

デートなどで向かい合って食事などをしているときには、相手と同じ動作をしていくと自然に会話のテンポなどもあっていって、雰囲気がよくなります。また、2人の間に小さなメニューなどのついたてがあれば、それも取り除いてしまいましょう。2人の間に壁があるよう感じると、盛り上がりも少し減りますので、物理的な壁をなくして心理的な壁も感じなくさせることが必要です。

■まとめ

恋愛では闇雲に行動するだけでは、うまくいかないことも多いもの。恋愛心理学を駆使したテクニックを使うことで、うまくいきやすいことがあります。なかなか意中の男性と関係が進まないと悩む女性は、ぜひ上記のアドバイスを試してみてください。しっかり男心を掴んで、幸せな恋愛をしてくださいね。

(監修:織田隼人)

※画像はイメージです