憧れの存在・氣志團との出会いも…アルバム制作秘話



――さて、ここからは12月14日にリリースされたアルバム『威風堂々〜B.M.C.A.〜』についてお伺いします。氣志團の綾小路 翔さん提供の『GO!! 世侍塾GO!!』も収録されていますが、最初に歌詞を見た感想は?

水野 文字化けかなって(笑)。だって「GO!」と四字熟語しかないんですよ。
田村 これ、ホントに歌詞?ってね(笑)。
水野 でもその四字熟語の意味を調べていったら、すごくメッセージ性があって。ボイメンが今まで活動してきて、志してきたものが、全部入ってるんですよ。ボイメンのスピリットってこういうのだよねって。すごく感動しました。
田村 僕も歌詞の意味を調べたんですけど、四字熟語をほとんど知らないから、調べるのがまず大変で(笑)。でも曲は、やっぱ氣志團さんはさすが、かっけぇなぁと思いました。デモ音源も翔さんが歌ってくださってるので、聴いたときはすげぇ感動しましたよ。
水野 そうだった!!
田村 これを聴けてんの、俺らだけなんだよな、みたいなね。うれしかったです、やっぱり。



――もともと氣志團さんは、学ランをまとう先輩として憧れの存在だったとか。綾小路さんとは直接お会いできたんですか?

水野 はい。お会いしたのはレコーディング後。僕たちが録ったのを翔さんに聴いてもらったんですけど、「すごくよかった」って言ってくださって。4年前くらいからボイメンを知ってくれていたみたいで、「いつか一緒にやりたい」って翔さんも思ってくださっていたと聞きました。今回、こういう機会を得ることができたのは、ボイメンにとってもひとつ夢が叶った瞬間でしたね。

――レコーディングは難しかったですか?

水野 いや、楽しかったです。
田村 これに関しては楽しかったです。ただ、それ以外の曲は僕、けっこう大変でしたね。
水野 彼はね、大変だったと思います。
田村 これまでのボイメンの曲に比べると、キーが高い曲が多いんですよ。それを6日間くらいで一気に録ったので。なかなか大変でした。




――田村さんには、初のソロ曲もありますよね。

田村 (うれしそうに)そうなんすよぉ〜!
水野 『パラボラアンテナ』だっけ?
田村 『シアワセアンテナ』!! この曲は、僕がバーッと書き留めた歌詞を、作詞家さんにまとめてもらったんですけど。作詞がもう、めちゃくちゃ大変でした。ほんっと毎日悩んでて。
水野 そうだったね。
田村 何を書いていいかわからんし、どうしたらいいんだろっていろんな人に相談したら、「空がキレイだな」とか自分が思うことを何でも書き留めておくといいよって言われて。そこからは「腹減った」とか「トイレ行きてぇ」とか、何でもメモして。今日は出の調子が悪いなぁとか。
水野 何の出?
田村 うんこです!

――水野さん、そこは確認しなくていいです(笑)。

田村 で、自分が何を伝えたいかっていうのを考えて、ファンの子に感謝の気持ちを届けたいっていうことと、人生1度しかないんだから、自分が本当にやりたいことをやってほしいっていう思いを伝えたいなと。

――完成した曲を聴いてみて、いかがですか?

水野 あぁ、なんかいいなと思いました。
田村 思ってねーだろ!
水野 しゃべるとこんな感じですけど、曲を聴くとすごく優しい、さわやかなお兄さんが歌ってるなって思うので。
田村 声に騙されんなよって?
水野 ギャップだぞって(笑)。

――古くは西城秀樹さんもカバーされている往年の名曲を、ボイメンもカバー。『ヤングマン〜B.M.C.A.〜』は聴いていてとても楽しい曲ですね。



水野 僕らも歌っていて楽しいです。ボイメンとしては以前から、ライブで「はじめまして」の方にも楽しんでいただきたいって考えていて。このカバーならみなさん知ってますし。
田村 おじいちゃんがうちわを振ってくれたりするもんな。
水野 ボイメンのファン層って、若い人だけって思われがちなんですけど、おじいちゃんおばあちゃんから孫の代まで、家族みんなで来ましたっていう方がたくさんいらっしゃるんです。このカバーは何回かライブで歌わせてもらってるんですけど、どの層の方も楽しんでくれているなと思うし、僕ら自身もうれしいですね。




初の武道館ライブ「君は歴史の1ページに刻まれる!!」



――大活躍だった2016年もあと少しですが、今年を漢字一文字で表すと?

田村 はいっ!(手を上げる)

――では田村さん。

田村 「人」です。やっぱりこの1年、いろんな経験をできたのは、その裏でいろんな人が支えてくれたからだなって。人と出会えたからもらえたチャンスも多かったんですよ。だから改めて、人とのつながりの大事さを実感しました。……あ、いいこと言っちゃいましたかね? リーダー大丈夫?(笑)
水野 (無視して)僕は「闘」ですかね。今年は自分たちのお客さんがいないところでライブをやらなきゃいけない場面も多くて。僕らに対して「まったく興味ないです」っていう人たちの前で、パフォーマンスをしなきゃいけなかったりしたんですけど。

――アウェイな感じで。

水野 そう。でもある意味、アウェイのほうがボイメンはめっちゃ燃えるんですよ(笑)。ステージの上で闘った1年だったなと思いますね。

――2017年1月7日にはいよいよ武道館ライブです。目前に迫っている今、どういうお気持ちですか?

田村 ワクワク、ドキドキが止まらないぜっ!
水野 僕もめちゃめちゃワクワクしてますね。僕らみたいに地方グループっていわれるグループがイチからやってきて、武道館にたどり着いた。そういう意味でのありがたみ、重みは違うなって思います。

――そうですよね。

水野 東海エリアの方には、もしかしたら「なんで東京? 名古屋でやればいいじゃん」って思われているかもしれないですけど、東京の聖地に名古屋のグループが立つからこそ、意味があるのかなって。地元を盛り上げるために、武道館でやりたいっていう思いで臨みます。
田村 武道館っていうのは大きな目標でもあったし、売れるか売れないかもわからない、歌も踊りも実力が飛び抜けてるわけじゃない僕たちに一生懸命ついてきてくれた人だったり、関係者のみなさんだったりに、恩返しができる場だと思ってます。だから自分の中では、感謝の気持ちを一番大事にしたい。「コイツらをこれからも応援したい」って思ってもらえるライブにしたいなって思います。

――では、武道館ライブを楽しみにしているファンの方にメッセージをお願いします!

水野 ボイメンにしかできないライブを作るので、ぜひ楽しみにしてください!
田村 君は、歴史の1ページに刻まれることになったぜぃっ!
水野 ……え、ファンの子が刻まれちゃうの? 普通は歴史の1ページを「見る」じゃない?
田村 あれ? えっと……まぁでも、ボイメンのライブっていうのは、基本的にファンの子も一緒に参加するものだから。歴史に刻まれたとしても、おかしくはないっ!
水野 だそうです(笑)。



【プロフィール】
BOYS AND MEN(ボーイズ・アンド・メン)/2010年結成の東海エリア出身・在住メンバー10人で構成されたユニット。歌・ダンス・芝居だけでなくミュージカルなどもこなすエンターテイメント集団。2015年2月には日本ガイシホールでの1万人ライブも成功させ、現在は東海地方を中心にテレビ・ラジオのレギュラーを15本以上抱える。2016年にリリースされた『BOYMEN NINJA』『Wanna be!』『YAMATO☆Dancing』の3曲が連続でオリコンデイリーチャート1位を獲得し、日本レコード大賞新人賞を獲得した。10月にはメンバー総出演の映画『BOYS AND MEN〜One For All,All For One〜』が全国公開。2017年1月7日には、初の武道館ライブが控えている。

■「威風堂々〜B.M.C.A.〜」配信URL
iTunes http://po.st/it_bam_ihdd
レコチョク http://po.st/reco_bam_ihdd

■日本武道館ライブ情報
BOYS AND MEN
「BOYS AND MEN LIVE 2017 in 武道館 One for All, All for One」
日程:2017年1月7日(土)
料金:7200円(税込)
会場:東京・日本武道館
開場:16:00/開演 17:00

※チケット発売中! 武道館ライブの詳細は、下記ページにアクセス!
https://boysandmen.jp/contents/70452

【公式HP】https://boysandmen.jp/
【Twitter】@BOYSANDMENinfo


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今回インタビューさせていただいた、水野さん&田村さんのサイン入りポラを抽選で3名様にプレゼント。ご希望の方は、下記の項目をご確認いただいたうえ、奮ってご応募ください。

■応募方法:ライブドアニュースのTwitterアカウント(@livedoornews)をフォロー&以下のツイートをRT


■受付期間:12月26日(月)18:00〜2017年1月4日(水)18:00

■当選者確定フロー
・当選者発表日/2016年1月5日(木)
・当選者発表方法/応募受付終了後、厳正なる抽選を行い、発送先のご連絡 (個人情報の安全な受け渡し) のため、運営スタッフから個別にご連絡をさせていただく形で発表とさせていただきます。
・当選者発表後の流れ/当選者様にはライブドアニュース運営スタッフから1月5日(木)中に、ダイレクトメッセージでご連絡させていただき1月9日(月・祝)までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。

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