1日3分でスッキリ!デブ見えする「むくみ」を解消するストレッチ

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「あれ?なんかぽっちゃりしたかも?太った?」と鏡を見て思うことがあります。

それは太ったのではなく“むくみ”である可能性が大きい!

そこで今回はヨガインストラクターである筆者が、全身のむくみ太りを解消する方法をご紹介します。

■むくみの原因である水分が滞らない身体をつくる!

むくみやすい体質の人は、体の中の水分が足りていません。むくむからといって水分を取らない人がいらっしゃいますが、それは逆効果です。

体内に水分が足りない状態になると、体が水分を溜め込もうとします。大切なことは水分を取りながら、不必要なものは体外へ排出できる循環のいい状態にしておくこと。

むくみを排出しやすい体を作るためには、リンパ節がある部分の動きを柔軟にしておくことと、適度な筋肉をつけて、その上にあるリンパの流れをスムーズにすることが大切です。

■足の付け根をほぐして下半身のむくみを解消!

下半身のむくみは、腰や足の付け根まわりの硬さも影響します。リンパのある股関節まわりをストレッチすることを毎日の習慣にしましょう。

(1)両足を肩幅の2.5倍程度に開き、両手をひざあたりに置きます。

(2)両手で足を開きながら腰を落としていきましょう。

(3)上半身の体重を腕に乗せ、その体重で両足を開くようにして足の付け根と太ももの内側を伸ばしましょう。

■全身のむくみを取る「ダウンドック」、「アップドック」

全身を使って、体のむくみを取っていきましょう。オススメは体の前面と後面を交互に刺激するポーズです。

(1)四つん這いの状態から両手のひじを伸ばし、手のひらを床にしっかりと固定します。

(2)ひざを伸ばして体を持ち上げ、背中、お尻を後方へ引き上げていき、足の後ろ全体が伸びる位置を探します。

腕や肩に体重がかかりすぎないように、肩甲骨で腕を支え、背中を思い切り後ろへ引いていきましょう。

(3)息を吸うタイミングで上半身を前にスライドさせ、腕立て伏せの形を作ります。

(4)さらにそこから腰を落として、お腹から胸をそらし天井を見ましょう。体の前面が伸びるように肩甲骨を下げ、首を長く伸ばしましょう。

(5)息を吐くタイミングで再び(2)のポーズへ戻ります。

(6)この2つのポーズを繰り返します。各ポーズ、ゆっくり5呼吸ずつキープし、5セットほど行いましょう。

前面と後面を交互に伸ばすポーズをすることによって、全身の循環を良くしていきます。どちらのポーズも肩の位置がポイントです。肩と首を引き離すようにして、説明に書いたポイントとなる部分が伸びるようにしてください。

いかがでしたか? 太って見える理由の中でも「むくみ」は大きな原因になります。むくみをスッキリさせるだけで見た目は変わります。ぜひ試してみてくださいね。

【筆者略歴】

yuuka ・・・ 『マナヨガ』代表。ヨガ、整体、体幹トレーニング、ウォーキング等、研究を続け『マナメソッド』を発案。本来持っているその人の個性や美しさを引き出すことで定評があり、現在パーソナルトレーニングは予約待ち状態。

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※ Lolostock / shutterstock