新しい言語を学ぶことはエッチのときの快感と同じ脳の領域を使う

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人は外国語を学ぶときに、ギャンブルやエッチをして得られる快感や、チョコレートを食べるときの幸福感と、同じ脳の領域を使っているのだそうです。快楽と勉強がどうつながっているのか、と首を傾げる人も多いでしょう。

しかし、新しいボキャブラリーを増やすことが、人に喜びを与えているのです!

人間の脳内には、外からの刺激に反応して運動を起こすときに重要であるといわれている神経回路があります。解剖学的にいうと、前帯状皮質→腹側線条体→腹側淡蒼球→視床MD核→前帯状皮質というループを形成しているのだそうです。

難しい専門用語が並びましたが、スペインとドイツの研究者によって、新しい単語を学ぶことが、この腹側線条体という部分に作用することが分かったのです。腹側線条体は種々の薬物中毒に関わっていると考えられていて、人が幸福を感じるドーパミン入力を受ける部分なのです。

この結果は、学習障害のある人々の治療に役立つものとして期待されており、さらなる研究が進められていくとのことです。

Yes! Oui! Si! Learning a new language activates the same part of the brain
as SEX
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2806902/Yes-Oui-Si-Learning-new-language-activates-brain-SEX.html