光復節:李大統領が演説「慰安婦は人類の価値に反する」「統一こそ韓国が飛躍する道」

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連日、日本への強硬な姿勢を示している李明博(イ・ミョンバク)大統領が15日、光復節にあたっての演説で「日本軍慰安婦被害者問題は、人類の普遍的価値と正しい歴史に反する行為」と改めて日本を批判する発言をした。

李大統領は光化門世宗文化会館で行われた第67回光復節記念式典に出席し、旧日本軍の慰安婦問題について「日本政府の責任ある措置を求める」と話した。李大統領は2011年12月に京都で行われた日韓首脳会談で、野田佳彦首相に慰安婦問題について日本側の誠意ある謝罪を求めていた。しかし、政権発足からこれまで4度あった光復節の演説では、歴史問題について日本を批判する言及はしてこなかった。

李大統領はまた、「光復の究極的な完成は平和統一にあり、統一韓国こそ『より大きな大韓民国』の跳躍につながる」とも話した。

日本の終戦記念日である15日は、韓国にとっては日本の植民地支配からの解放を祝う韓国の記念日「光復節」である。「光復」とは光が再び戻ることを意味しており、植民地支配から解放された喜びを示すため韓国各地ではさまざまな記念行事が行われている。

参照:聯合ニュース
参照:デイリーアン

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