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 そごう・西武の新価格帯系プライベートブランド(PB)から、新ライン「LIMITED EDITION by JUNKO SHIMADA(リミテッドエディション by ジュンコ シマダ)」が2010年5月より西武池袋本店にてデビューする。

 「リミテッド エディション by ジュンコシマダ」は、近年の"巣ごもり"とも呼ばれる日本の暮らし方を、ヨーロッパの成熟したライフスタイルに近づいている"熟成化"であると考えたことからスタートしたライン。例えば、家の中での暮らしを楽しむフランスでは、ファッションにおいてもアウターと同様、もしくはそれ以上にルームウェア、ワンマイルウエア(ご近所お出かけ着)を重要視し、"イエナカ"着だけでもラウンジウェア、ワンマイルウェア、ナイティと3度着替えるとか。心地いい空間で自分らしく豊かな時間を過ごす、そんな「イエナカ楽園」にふさわしいファッションとはどんなものなのか。新しいライフスタイルにフィットするファッションをリリースするにあたって、パリを拠点に活躍し、プライベートでも豊かで上質な「暮らしの達人」でもあるファッションデザイナー島田順子氏とコラボレーションした。「自宅で過ごす一日」をコンセプトに、快適でしなやか、優しく普遍的でコーディネートしやすいリラックスウェアを提案する。
 
 ファッションデザイナー島田順子氏は、1966年に渡仏後、1981年にパリに「JUNKO SHIMADA DESIGN STUDIO」を設立。同年パリにて初のコレクションを発表し、その後も国内外で活躍している。パリ南東フォンテンプローの自宅は洗練したインテリアに囲まれたあこがれの空間。今回のコレクションはそんな優雅なライフスタイルを持つ島田順子氏の世界観が息づくリラックスウェアだ。
 
 メインターゲットを女性らしいスタイルを持った35歳から45歳とし、上質なルームウェア「In the room」とお出かけ未満のちょっとした外出時ウェア「One mile」の2ラインがラインナップする。また、それぞれのラインに合う小物や雑貨も取り揃える予定。素材にもこだわり、縫製の段階も「JUNKO SHIMADA」のプレタポルテと同様に製造されるというが、価格はデザイナーカットソーで4,000円から12,000円、パンツで9,000円から14,000円とお手頃だ。
 
 そごう・西武が、昨年9月よりスタートしたデザイナーズライン「リミテッド エディション by タヤマ アツロウ」も好調で、2010年春夏からは展開店舗拡大として2010年3月2日より順次4店舗でオープンすることが決定している。第2弾デザイナーズライン「リミテッド エディション by ジュンコシマダ」も西武池袋本店を基幹店として順次拡大する予定だ。

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