観光より宿ごもりしたい！“だらだら旅“に最適な最新温泉宿3選
効果たっぷりの温泉やサウナに身を預ければ、日々のコリや疲れがじんわりほぐれて…。心も体もふやける、最新温泉宿3軒を紹介します。
三重県湯の山温泉 湯の山 素粋居
客室「石砬」の広々としたリビングから望む露天風呂。雰囲気たっぷりの東屋根の下、湯の山の景色をただぼーっと眺めるだけの至福の時間がここにある。
なみなみと張られたお湯にそろりと足を入れる。肩まで浸かり、縮こまった肩を撫で下ろし、ゆっくりと膝を伸ばしたところで、ふぅっと一息。まろやかな湯が体を優しく包み込むと、するすると強張りが解けていく。15分も浸かれば、もうふやけていることは間違いない。
「颯そう木もく」の露天風呂は、三角屋根が特徴。
漆喰の穏やかな白を表現した「白露」。露天風呂も白で統一され、湯の翡翠色が引き立つ。
シャンプー類は〈uka〉、スキンケア類は〈MiMC〉。ほかにボディオイルやスチーム加湿器などが。
12棟の独立したヴィラタイプのゲストルームが敷地内に点在する〈湯の山素粋居〉。各棟それぞれに異なるアート、工芸、アンティークを設え、その空間は「美術館のよう」とも評される。源泉100％の掛け流し温泉が引かれた客室露天風呂もまた然り。各棟で趣が全く異なるため、どの部屋に泊まろうか、予約の段階から悩ましい。
炭や薪を使った料理が楽しめるレストラン〈HINOMORI〉。じっくり火入れされた経産牛のヒレ肉。
〆のお楽しみは伊賀米の土鍋ご飯。
菰野石の巨石が鎮座する「石砬」のベッドルーム。
湯の山 素粋居
住所：三重県三重郡菰野町菰野4842-1TEL：059-390-0068全12 棟 1 泊2 名1 室・1 名57,000円（2食付き）〜HP：https://sosuikyo.com/
土、石、漆喰、木、漆、和紙、硝ガラス子、鉄という8つの素材をテーマに、陶芸家・造形作家の内田鋼一氏がプロデュース。
北海道白老温泉 界 ポロト
湖上に佇む開放的な「湯」と、洞窟のような薄暗い空間が不思議と落ち着く「湯」。滞在中、対照的な2つの湯を入り比べるのも楽しい。茶褐色の湯色をもつモール温泉は美肌に効果あり。
界 ポロト
住所：北海道白老郡白老町若草町1-1018-94TEL：050-3134-8092（界予約センター）全42室 1泊2名1室・1名31,000円（2食付き）〜HP：https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaiporoto/
ポロト湖畔に立つ湯宿。
佐賀県武雄温泉 OND HOTEL
「心と身体を整える」をコンセプトに掲げ、館内にはスタイルの異なる9つのサウナを完備。内側から体温を上げる、料理長特製のサウナ飯も必食。温泉＆サウナの往復で、つるピカを手に入れたい。
OND HOTEL
住所：佐賀県武雄市武雄町大字永島18091TEL：0954-27-8588全22室 1泊2名1室・1名26,400円（2食付き）〜HP：https://www.ondhotel.jp/
2023年12月オープン。日帰りサウナ（120分2,200円）も利用可。
photo_MEGUMI text_Yoshie Chokki edit_Yoshie Chokki
No. 1230
No.1230 『癒しの旅』 2024年02月28日 発売号
清潔に清められた神社で心静かな時間を過ごしたり、見たことのない絶景や、びっくりするような不思議空間に身を置いて心揺さぶられたり、はたまた癒しの達人であるかわいい動物たちに会いに、噂の動物園や水族館に遠征してみたり。日々、仕事でもプライベートでも忙しいHanako読者のみなさんに必要なのは、きっと“楽しい！”“すごーい！”“かわいい〜〜”と思える、どこまでも“癒し”を求める旅。そんな頭カラッポでゆるゆると楽しめる旅プランをあれこれご紹介しています。 森七菜さん、井上和さん＆川粼桜さん（乃木坂46）、井之脇海さん、友近 …
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