「【推しの子】」実写映画化へ、アクア役に櫻井海音・アイ役に齋藤飛鳥・ルビー役に齋藤なぎさ
「【推しの子】」が実写化へ。2024年11月28日(木)よりドラマシリーズが公開され、その続編となる映画が12月20日(金)に全国の劇場にて公開される。
「【推しの子】」とは?
2020年に週刊「ヤングジャンプ」にて赤坂アカと横槍メンゴの共同名義で連載を開始した「【推しの子】」。産婦人科医・ゴローの前に、"推し"のアイドル「B小町」のアイが現れるところから物語が始まり、伝説的アイドル・アイの“推しの子”として転生するファンタジックな設定、ショッキングな描写もいとわないサスペンス要素、そして“芸能界”を新たな切り口から描く斬新なストーリーで人気を博している。
現代社会とリンクしているかのようなライブ感ある内容も魅力で、2024年1月現在、コミック累計1,500万部を売り上げている。また2023年4月より開始したテレビアニメ「【推しの子】」も話題に。YOASOBI書き下ろしによる「アイドル」がオープニング主題歌として採用されたことで、世界中でも人気を集めた。
「【推しの子】」がついに実写映画化
そんな「【推しの子】」の実写映画化が決定。東映とAmazonがタッグを組み、映画とドラマシリーズを製作する。原作と同様に、なぜアイは殺されたのか、アイに隠された秘密とは何か、予測不能な挑戦的なストーリーと、ハイクオリティな映像と共に描かれる。なお映画は、ドラマシリーズの続編となる。
主人公・アクア役は櫻井海音、アイ役は齋藤飛鳥、ルビー役は齊藤なぎさ
主演の櫻井海音(かいと)は、アイの“推しの子”、息子として転生したアクアを演じる。ドラマ「VIVANT」や「アオハライド Season1」などに出演し、俳優として着実にキャリアを築いている。
アイ役には、元乃木坂46で繊細かつ的確な演技力を武器に、女優業でも存在感を放つ齋藤飛鳥、アクアの双子の妹・ルビーは、元「=LOVE」で映画『交換ウソ日記』にも出演した齊藤なぎさが抜擢された。また、有馬かな役は原菜乃華、黒川あかね役は茅島みずき、MEMちょ役はあのが務める。
このほか、吉田鋼太郎、倉科カナ、濱田マリなど、豪華共演者が名を連ねる。
映画『【推しの子】』登場人物紹介
主人公・アクア…櫻井海音
元産婦人科医・雨宮吾郎。死後、アイの息子・アクアに転生し、母親を殺した犯人を見つけ出すため芸能界に足を踏み入れる。
アイ…齋藤飛鳥
苺プロダクション所属アイドルグループ「B小町」不動のセンター。天性の輝きを持ち、伝説のアイドルとして一世を風靡した。
ルビー…齊藤なぎさ
アクアの双子の妹。難病を患う少女・天童寺さりなだったが、アイの娘として転生した。亡き母・アイのようなアイドルになることを目指している。アイとルビーは、前世で医師と入院患者という間柄だったが、互いが知り合いだったことを知らずにいる。
有馬かな…原菜乃華
幼いころから子役として活動しており、当時は「10秒で泣ける天才子役」として人気を博した。ルビーと共に、アイドル活動を始めることに。
MEMちょ…あの
チャンネル登録者数37万人を誇る人気ユーチューバーとして活動し、ルビー、かなと共にアイドル活動をする。
黒川あかね…茅島みずき
「劇団ララライ」に所属する女優。アクアに恋心を抱いている。
<アイをよく知る芸能関係者>
斉藤ミヤコ…倉科カナ
苺プロダクション現社長。幼少時代からアクアとルビーの面倒を見る。
五反田泰志(ごたんだ たいし)…金子ノブアキ
かつてアイが出演した映画「それが始まり」の監督。幼きアクアの演技の才能を見抜き、芸能界にスカウトしたキーマン。成長したアクアとも交流を続けており、アクアの“ある目的“のために陰ながら手を差し伸べる重要人物。
鏑木勝也(かぶらぎ まさや)…要潤
ドラマ「今日は甘口で」、恋愛リアリティショー「今からガチ恋始めます」のプロデューサー。アイの過去を知っている。
<恋愛リアリティショー「今からガチ恋始めます」出演者>
恋愛リアリティショー「今からガチ恋始めます」とは?
「今からガチ恋始めます」は、芸能活動する高校生の少年少女が、週末にさまざまなイベントを通して恋愛関係を築いていくというバラエティ番組。番組がきっかけとなり、アクアと黒川あかねは偽りの交際関係を結ぶ。
アクア…櫻井海音
MEMちょ…あの
黒川あかね…茅島みずき
鷲見ゆき…なえなの
熊野ノブユキ…柊太朗
森本ケンゴ…黒田昊夢
<「東京ブレイド」「今日は甘口で」関係者>
舞台「東京ブレイド」とは?
「東京ブレイド」は、作中でアクアらが出演する2.5次元舞台。不思議な刀に運命を導かれた少年・ブレイドが、王座と誇りを賭けた熱き戦いの中で育む絆を描く。
ドラマ「今日は甘口で」とは?
「今日は甘口で」は、有馬かながヒロインを務めた恋愛ドラマ。視聴者を若い女性のターゲットに絞ったことで、演技に不慣れなイケメンモデルばかりが起用され、壊滅的なクオリティとなった。有馬かなのほか、終盤に急遽出演することになったアクアのおかげで、最終回のみ納得のいく出来に仕上がった。
姫川大輝…山下幸輝
「東京ブレイド」で主演を務める「劇団ララライ」所属俳優。圧倒的な演技力を持つ。
鳴嶋メルト(なるしま めると)...簡秀吉
ドラマ「今日は甘口で」、舞台「東京ブレイド」の出演者。モデル兼役者のイケメン俳優で、演技力は及第点に届くかどうかといったところだが、芝居への情熱は人一倍ある。
作中舞台「東京ブレイド」出演者
ブレイド役…姫川大輝
刀鬼(とうき)役…星野アクア
つるぎ役…有馬かな
キザミ役…鳴嶋メルト
匁(もんめ)役…鴨志田朔夜(かもしだ さくや)
鞘姫(さやひめ)役…黒川あかね
鮫島アビ子…志田未来
「東京ブレイド」の原作者。アクアが出演したドラマ「今日は甘口で」の原作者である吉祥寺頼子の元アシスタント。若くして漫画が大ヒットし、自分以外の他人を信用できなくなっている。
吉祥寺頼子…安達祐実
ドラマ「今日は甘口で」の原作者。理想通りの実写化が実現せずも、現実を受け止めている。元アシスタントである鮫島アビ子を気にかける。
雷田澄彰(らいだ すみあき)…中村蒼
舞台「東京ブレイド」のプロデューサー、制作会社所属。
GOA(ゴア)…戸塚純貴
舞台「東京ブレイド」の脚本家。数々の2.5次元舞台を手掛ける。
金田一敏郎…尾美としのり
「劇団ララライ」所属の演出家。
<新生「B小町」の関係者>
新生「B小町」とは?
「B小町」は、かつてアイが所属していたアイドルグループと同じ名を冠した、新たなアイドルグループ。アイの娘である星野ルビーのほか、有馬かな、MEMちょの3人で活動する。
アネモネ・モネモネ…石井杏奈
「B小町」新曲のミュージックビデオ監督。
ヒムラ…竹財輝之助
「B小町」新曲の作詞作曲者。
島政則…青柳翔
様々な映画賞を受賞し勢いに乗っている映画監督。
アザミマコ…菊地姫奈
有馬かなの芸能仲間。
<生前のアイと吾郎を取り巻く人々>
斉藤壱護(さいとう いちご)…吉田鋼太郎
芸能事務所“苺プロダクション”の初代社長。アイの才能を見出し、スターとして育て上げた敏腕マネージャー。
ルビー(幼少期)…斉藤柚奈/アクア(幼少期)…岩川晴
有馬かな(幼少期)…永瀬ゆずな
リョースケ…杢代和人
アイの熱烈的なファン。雨宮吾郎を崖から突き落とし殺害する。
天童寺さりな…稲垣来泉
雨宮吾郎が気に掛ける入院患者。アイの大ファン。死後はアイの娘・ルビーに転生する。
川村恵理子…濱田マリ
雨宮吾郎と共に働く産科看護師。
初代B小町のメンバー…中野あいみ(黄色)、齋藤茉日(オレンジ)、兼清萌々香(青)、酒井唯菜(緑)
監督はスミス&松本花奈、脚本は北川亜矢子
監督は、いきものがかり、ケツメイシ、Snow Man、NMB48、斉藤和義、マキシマム ザ ホルモンなど、数々のアーティスのMVを手掛ける映像演出家・スミスが担当。また、ドラマシリーズの監督・演出として、初の長編映画『真夏の夢』、『明け方の若者たち』などの松本花奈も参加する。
脚本は、「女くどき飯」シリーズや「東京ラブストーリー」など、リアルな心情描写とキャラクターの魅力を最大限に引き出す台詞で視聴者を魅了している北川亜矢子が務める。
赤坂アカコメント
実写映画化にあたり、赤坂アカは「【推しの子】は芸能界に対して様々な言及をしている作品です。そして漫画作品の実写化についても触れています。良い事ばかりを言っていません。批判的な事も言っています。そのような中で今回、実写化をしようと言って頂いた時には、キャストの皆様にも制作陣の皆様にも『本当に大丈夫ですか?』と聞きたくなる気持ちでした。引き受けて頂いた皆様には感謝の念が尽きません。」と、実写映画化への驚きを見せると同時に感謝の気持ちも述べている。
【作品詳細】
映画『【推しの子】』
映画公開日:2024年12月20日(金)
ドラマシリーズ配信開始日:2024年11月28日(木)21:00〜
監督:スミス
演出(配信ドラマ):スミス、松本花奈
脚本:北川亜矢子
出演:櫻井海音、齋藤飛鳥、齋藤なぎさ、原菜乃華、茅島みずき、あの、吉田鋼太郎、倉科カナ、金子ノブアキ、濱田マリ、杢代和人、なえなの、柊太朗、黒田昊夢、志田未来、安達祐実、要潤、 簡秀吉、中村蒼、戸塚純貴、山下幸輝、尾美としのり、石井杏奈、竹財輝之助、青柳翔、菊地姫奈、酒井唯菜、兼清萌々香、齋藤茉日、中野あいみ、岩川晴、斉藤柚奈、永瀬ゆずな、稲垣来泉
©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・東映
©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・2024 映画【推しの子】製作委員会
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