アート体験として手作りできる「たらし込みアート」

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すっかり肌寒さが増してきたこの時期の楽しみの1つといえば、「芸術の秋」

今回は、近ごろ注目度が高まっている「自宅でできるアート体験」を5つご紹介します。

不器用さんでも簡単に作れるものから、ちょっぴりコツが必要なものまで、自分のレベルに合わせてトライしてみてくださいね。

レベル1:ジェルキャンドル



まずはレベル1の「ジェルキャンドル」作りからご紹介します。一見難しそうに感じますが、市販の「ジェルワックス」を溶かして固めるだけだから意外にも簡単なんです。

ワックスが固まるのを待つ時間を除くと、準備から片付けまでの作業時間はわずか20分ほど。



材料は、以下の通りです。

材料
・ジェルワックス 100g(キャンドル用)
・キャンドルウィック
・耐熱性の小さな器
・温度計
・爪楊枝(竹串でも可)
・はさみ
・お鍋

ジェルワックスとキャンドルウィックはAmazonなどの通販サイトで、その他は100円ショップなどで購入可能ですよ。



ジェルワックスをお鍋で溶かし、型に入れて固めたら後はお好きな形に整えて完成です。洋服が汚れたりする心配もなく、片付け作業も楽ちんなのがうれしいポイント。

火を使用するので、お友達とワイワイ作業するというよりは、1人で集中して取り組みたい時に最適です。



レベル2:たらし込みアート



「芸術的な雰囲気のあるアートにチャレンジしたいけど、不器用だから上手にできるか不安…」という方は、「たらし込みアート」がおすすめ。

液状にした絵の具の流動性を楽しみ、筆を全く使わず描くたらし込みアートは、色同士が混ざり合うことなく“マーブリング模様”ができるアート技法で、「ポーリングアート」「フルイドアート」とも呼ばれます。

画力や器用さがなくてもおしゃれな作品に仕上がるから、きっと満足のいく作品が完成しますよ。



材料は、主に100円ショップなどで揃えられます。

材料
・好きなアクリル絵の具の色
・洗濯糊
・レジャーシート
・新聞紙(任意)
・エプロン(任意)
・割り箸
・紙orプラカップ
・手袋
・キャンバスボード

「絵の具で絶対に汚れたくない!」という方は、エプロンと新聞紙を準備しておくと安心です。



制作時間が短く、パパっと作れるのも魅力ポイント。絵の具を混ぜてキャンバスに広げる単純作業だから、1つにかかる時間はとっても短いんです。

さまざまな色とキャンバスを使用して、いくつか作ってみてもいいかもしれません。

詳しい作り方はこちらから


レベル3:紐アート



ちょっぴり画力が必要なのが「麻ひもアート」です。こちらは名前の通り、麻ひもを使って作品をつくるアートのこと。

白いキャンバスに、まるで一筆書きのように麻ひもを張り付けていくと、おしゃれなアートが簡単にできちゃうんです!



材料は全て100円ショップで揃えることができます。

材料
・キャンバス
・麻ひも
・ボンド

たった3つのアイテムで作ることができるので、お金をかけたくない方にもぴったりです。



Pinterestなどで作品のイメージを決めたら、鉛筆でキャンバスに下書きをします。手先や画力に自信がない方は、できるだけシンプルなデザインを選ぶといいかもしれません。

下書きに沿って紐を貼ったら、あっという間に完成です。

詳しい作り方はこちらから


レベル4:重曹アート



重曹と絵の具を混ぜるだけの簡単作業でかわいい作品が完成するのが「重曹アート」。ポコポコとした立体感のある仕上がりは、見ているだけで癒されます…。

重曹と絵の具の量の配分が、ちょっぴり難しいポイントかも。



こちらも、材料は全て100円ショップで購入が可能。

材料
・絵の具
・重曹
・紙コップ(使いたい色数分)
・ハケ
・割り箸
・スプーン
・キャンバス

おうちにある方は、それを活用しても良いですね。



重曹アートは、“ぷっくり感”が重要!

液体がパサパサになってしまったら絵の具を追加、逆にサラサラすぎる場合は重曹が足りていないので、その都度重層を足してみてください。

ちょっとずつ調整しながら進めていくと、失敗が少ないですよ。

詳しい作り方はこちらから


レベル5:ウォールアート



最後にご紹介するのは「ウォールアート」。このアートがレベル5の理由は、ウォールアートの基盤となる「モデリングペースト」を作るのにとっても時間がかかるため。

ひたすら粘土などの材料を混ぜる作業があるので、せっかくならお友達とおしゃべりしながら行うと楽しいですよ。



こちらも、材料は全てダイソーなどの100円ショップでゲットできます。

材料
・粘土
・ボウル
・水
・くし
・ヘラ
・スプーン
・アクリル絵の具
・のり
・コルクボード

モデリングペーストから自作する場合は、粘土やのりが必要になりますが、「ちょっと面倒かも…」という方はネットで購入して、模様づけからスタートするのもアリですよ。



粘土、水、のり、アクリル絵の具を混ぜ、粘土の塊がなくなったらキャンバスに乗せていきます。

その上をなぞるようにくしをスーッと動かすと、おしゃれな模様を作ることができますよ。

詳しい作り方はこちらから


芸術的の秋を堪能しよう

今回は「アート体験」をレベル別に5つご紹介しました。どれもお財布に優しいから、お金をかけずに作業できるのがうれしいですね。

気になったアート体験があれば、ぜひチャレンジしてみてくださいね。