主人公・マヨが小学生の時に転校して行ったヒトミ。
幼少期に家庭環境が悪かった彼女は、転校先の学校でもうまく行かず、義理の父とも折り合いが悪く、元々持っていた依存的で破滅的な性格をより不安定にさせていた。
そんなヒトミはマヨが16歳になった頃、引っ越し先の高校を辞めてマヨの地元に帰ってきた。
「マヨ、私たち親友だよね……?」
地元に知り合いがいないヒトミにも、「新しく友達ができれば」と思い友達を紹介することにした。
しかしこれが、マヨの高校生活をかき乱す事件の始まりだった……。

奪う女 21話

ヒトミさんは、盛り髪にブランド服で身を固めていました。
知り合いの店で働き始めたのだといいます。
さとるさんの名前が出てきたのでマヨさんはヒトミさんに本気で説教。
ヒトミさんも「あの件はごめんね」と謝るのですが、相変わらずの調子で、心から反省しているような態度には到底見えません。

饒舌なヒトミさんの話には、ことあるごとに「先輩」の話が出てきます。
地元の元カレに強い未練があると察知したマヨさん。
「先輩とは何で別れたの?」
単刀直入に聞くと、こんな答えが返ってきました。
「先輩…今…塀の中だし」
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(ねぎまよ)