主人公・マヨが小学生の時に転校して行ったヒトミ。
幼少期に家庭環境が悪かった彼女は、転校先の学校でもうまく行かず、義理の父とも折り合いが悪く、元々持っていた依存的で破滅的な性格をより不安定にさせていた。
そんなヒトミはマヨが16歳になった頃、引っ越し先の高校を辞めてマヨの地元に帰ってきた。
「マヨ、私たち親友だよね……?」
地元に知り合いがいないヒトミにも、「新しく友達ができれば」と思い友達を紹介することにした。
しかしこれが、マヨの高校生活をかき乱す事件の始まりだった……。

奪う女 18話

たくみさんは長身イケメンで、マヨさんにとっても少し気になる存在でした。
2人の仕事終わりに合流してよく遊んでいたのですが……。
ある時マヨさんは、携帯に届いたメールを見て、白目で絶句します。
「ひさしぶり~、ヒトミだよ。覚えてるよね??」

以前ヒトミさんに友人関係をめちゃくちゃにされたことを思い出して、暗い気持ちになります。
ちなみにマヨさんには、メル友の2人に秘密にしていることが1つだけありました。
自衛のため「ミヨ」と名前を偽って会っていたのです。
少し落ち込みそうだったところに、ダイスケさんの提案で肝試しに行くことに。
心霊スポットは自然とたくみさんとも距離が縮まるので、マヨさんがときめく瞬間もありました。
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(ねぎまよ)