透けるように白い肌と、清らかなブラウンアイ。

本格派バレエ美女の意外な素顔に迫る。


福岡が生んだ奇跡

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柊 有紗さん、23歳。

整った顔立ちと、みずみずしい肌が印象的な美女である。



見惚れてしまう背中


現在、モデルやインフルエンサーとして活躍する有紗さんの生まれは福岡。

「都心部と田舎町の、ちょうど中間地点で育ちました。

小さな頃から恥ずかしがりやでした。男の子とは話せなくて。いつも決まった女友達と遊んでいるような子でした」

幼少期から時折、芸能事務所のスカウトを受けていたという。

「モデルや女優のお仕事に憧れていたのですが、恥ずかしくて周囲には言えませんでした。だから、せっかく声をかけて頂いても断っていましたね」

引っ込み思案な娘を案じた母親が、小学校入学のタイミングでバレエを習うように勧める。

「母としては、ステージに立ったりして、度胸をつけたほうが良いと思ったんでしょうね。当時3歳上の姉もバレエを習っていたので、思い切って私も足を踏み入れました」

そこからは、バレエ漬けの日々が始まる。

「平日、週4〜5日のペースでレッスンに通いました。友達とも遊びたかったので、バレエとプライベートの両立は、子どもながらに頑張りました」

母親の思惑通り、バレエによってコミュニケーション能力を培った有紗さん。

中学・高校一貫の地元の女子校に進学後もレッスン漬けの日々を送ったそうだ。



透明感がすごい


多くのバレエコンクールに挑戦し、日夜、研鑽を積んでいた有紗さん。

高校時代には「全日本バレエコンクール」で、特賞にあたる準ミスバレリーナ賞を受賞した。

そして、高校3年生のとき、ロシアの名門バレエ学校からスカウトを受ける。

「高3の秋から親元を離れてロシアに渡り、すぐ現地での生活が始まりました。

プロのバレリーナになりたい夢を持つクラスメイトたちと厳しいレッスンを受けることになりました。ロシア語はわからないし、体重管理が厳しいので、ついていくのが大変でした。

山のように辛いことはありましたが、ライバルも多かったので、泣くわけにはいきませんでした」

こうして1年半の過酷な海外生活を経て帰国した彼女は、次のキャリアに進むことになる。

プロのフィギュアスケート選手を目指す子どもたちを育成するコーチになることにしたのだ。

当時、弱冠19歳。

「指導をする側に回り、改めて自分の力不足や至らなさを実感しました。でも、子どもたちって向上心がすごいんです!

私は下半身の表現を教えるのが得意なコーチでした。一度、指導すると次のレッスンまでにしっかり体得して、抜群に良くなっている子が多くて驚きました」

厳しかった海外生活を経て、「先生」というやり甲斐のある仕事を見出した有紗さん。

一方、同じ時期、Instagramに自分の写真や愛用品を投稿しているうちに、フォロワー数が伸び始めたそうだ。


気がつけばモデルに

バレエで培ったしなやかな身体


「Instagram経由で広告のお仕事をいただいたり、アパレルブランドのモデルのお仕事をいただいたりすることが増え始めました」

短期間で1万人以上フォロワー数が伸びたことで、憧れていた芸能界への夢が再燃したという。

そこで思い切って、芸能事務所の門を叩いてみることにする。

「いざ挑戦しようと決めたものの、コロナ禍に突入したことで芸能事務所との面接が延期になったり、面接できることになってもオンラインになったり……。

仕方がないとわかっていても、思うように進まずに、もどかしい状況が続きました」

しかし、焦らず自分に合った芸能事務所を探し続けた彼女は、見事に現在の芸能事務所への所属が決定する。

1年ほど前から、本格的にモデル業を開始した。

これまでに印象的だった仕事について聞いてみる。

「CMのお仕事で、演技に初挑戦しました。

バレエの世界では、先生からの演技指導を待つことも多く、私もつい撮影現場で指示を待ってしまったんです。

そうしたら監督から、『もっと自発的に動いて!』ってダメ出しをいただいて。普通なら落ち込むかもしれませんが、初のダメ出しだったので嬉しかったです」



まっすぐに見つめられてドキッ


現在SNSの総フォロワー数は約7万人を超えており、同年代のファンも多い彼女。

しかし、SNSの投稿は、自然体で続けたいという。

「高校時代、過酷なバレエ生活の息抜きに何気なく自分のバッグの中身や私物、オススメのカフェをアップするうちにフォロワーが増えたんです。

自分がかわいいと思うものを載せるうちにお仕事に繋がったので、これからも無理をせず、自分らしい投稿を続けたいですね」

今後の目標についても、聞いてみた。

「広告やテレビ、ファッションモデルのお仕事に挑戦してみたいです。

実は、バラエティにも興味があります。あとは、同年代の女性が活躍するような人気の雑誌に出たいです」

輝く瞳で夢を語る彼女に、今度は恋愛についても聞いてみた。


バレエか、彼か。苦渋の決断

白い素肌


まずは、タイプの男性を聞いてみる。

「一緒にいる時に笑わせてくれるような、面白い男性が好きです。

年齢は気にしませんが、自分がモデルという特殊なお仕事をしているので、理解がある方だと嬉しいですね」

過去の恋愛についても聞いてみることに。

「高校時代、先輩とお付き合いしていました。彼は他校の生徒で、サッカー部でした。人気者で、常に人に囲まれていて、自信家に見えるのに、私にだけ弱音を吐いてくれるギャップが素敵な人でした」

夏祭りや水族館などに一緒に行き、学生らしい淡い交際を続けたという有紗さん。

「私は当時からバレエ優先でしたし、彼もサッカー部の活動が忙しくて、会えない日が続くと、お互いに電話をかけて寂しさを紛らわせました」

何が原因で、別れてしまったのだろうか。

「いつの間にか、私のなかでバレエの優先順位のほうが高くなってしまったんです。少しずつ関係に亀裂が入ってしまって、修復が難しくなってしまって。

彼との経験を通じて、もっとお互い尊重したり、話し合いを重ねたりする大切さを学ぶことができました」



恥ずかしがりやだけど、男前!?


ちなみに、好きな人の前だと、どのような素顔を見せるのだろう。

「ずっとニヤニヤしてます(笑)。だから、相手にはすぐ好意がバレてしまうかも。

好きな男性には頼ってほしいし、リラックスして素顔を見せてほしい。相手から弱音を吐き出されることもウェルカムですね」

そう言って、照れながら笑う。

凛とした佇まいのなかに、芯の強さが感じられる有紗さん。

今後の活躍に期待したい。

<今週の美女>
柊 有紗さん
Instagram
公式プロフィール

<カメラマン>
佐野 円香

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癒やし系モデル美女が登場



見る者を射抜く眼差し

しなやかな身体

まるで妖精だ

溢れ出る透明感