【本当にいた怖い男】追ってくる足音、鳴り止まない着信…。婚活アポで起きた恐怖体験とは
20代で“本気の婚活”をする女性の実態を、あなたは知っているだろうか？
東カレ読者から「20代女子の婚活事情」を募集したところ、生々しい体験談が続々と集まった。
彼女たちの中には「結婚適齢期が近づいてきたから」といった、安易な理由で婚活をする人などいない。
平均初婚年齢が30歳近い昨今でも、U-29のうちに“特別なひとり”を見つけようと、婚活というサバイバルに果敢に挑んでいる。
▶前回：女医に結婚は難しい！？婚活歴5年の30歳勤務医が語る「女医3分の1法則」とは
【今週の婚活女子】
名前：OMOさん（仮名）
年齢：28歳
婚活歴：5年
9月に入り、まだまだ夏の暑さが残る今日この頃。今回は皆さんに、ある意味ヒヤッとする婚活体験談をお届けします。
彼女が体験してしまった、ある男性の信じられない言動とは…？
OMOさん：早く結婚して子どもを3人産んで、幸せな家庭を築くのが目標で。23歳のときに婚活を始めました。でも私が会う人は、みんな人間的に変わってる人ばかりで…。
東カレ編集部：今まで、どんな男性と出会ってきたんですか？
OMOさん：一番印象に残っているのは、マッチングアプリで出会った男性ですかね。プロフィールには「上場企業勤めで年収1,000万以上」と書いてあって。
お互いタイミングがあったので会ってみることにしたのですが、散々な出会いでしたね。
東カレ編集部：一体、何があったんですか？
OMOさん：改札前で待ち合わせて飲みに行こうと約束していたのですが、集合場所に向かっている最中から、ガンガンLINEが届いて。
遅刻しているわけじゃないのに「まだ？いつ着くの？」「あと何駅くらい？」と急かされました。挙げ句の果てに「仕事が入ったから1時間しか一緒にいれない」と言われ、テンションが下がりましたね。
1時間しか飲めないんだったら日を改めようと思い「リスケしませんか」と返信すると「ここまで来たし、会おうよ。もう着く？」と。
このまま帰りたいとしか思いませんでしたが、せっかく自分も支度して来ているので、向かうことにしました。
東カレ編集部：行くことにしたんですね…！実際に彼と会ってみて、いかがでしたか？
OMOさん：改札前で合流し、話しながら歩いていたのですが、会話の最中もずっと鼻で笑うような感じで。それがすごく気になってイライラしました。
また地方に住んでいる方だったので、土地勘がないのは仕方ないですが…。予約はおろか下調べさえしていなかった様子に、唖然としました。
仕方なく私がお店を提案したところ「俺イタリアンあんまりなんだよね〜」だとか「イタリアン好きな人って気取ってるよね」と言われて。
東カレ編集部：イヤな感じですね。
OMOさん：本当に「は？」って感じです。この人と食事しても時間の無駄だと感じたので「すみませんが、もう帰ります。あなたと話していても楽しくないし、一緒に飲みたいとも思いません。
1時間しか飲めないのにお店も決まってないし、LINEで急かされるのも気分が悪かったです。
そんな急にお仕事入るんですか？それなら、また日を改めようと提案してくだされば良かったです。私を不愉快な気持ちにさせる人とは飲めません」と伝え、帰ろうとしたんです。
東カレ編集部：ズバッと言いましたね…。そこで彼は、何と言ってきたんでしょうか？
OMOさん：「感情がすごく顔に出るよね。最初からそんな顔に出るのって、どうなの？確かに1時間しか会えないって言ったのは申し訳なかったけど、仕方ないじゃん」と言われました。
東カレ編集部：顔に出るのも無理ないと思いますが…。
OMOさん：ですよね。だから謝りつつ「もう帰りたいです。このあとのお仕事、頑張って下さい」と言って、小走りで駅に向かいました。
すると彼が追いかけてきて。こちらの腕を掴み、引き留めてきたんですよ…！私は掴まれた腕を振りほどいて、必死で逃げました。
東カレ編集部：全力で引き留めてこられたんですね、怖い…。
OMOさん：改札に入った直後、その人から電話がかかってきて。1回目は無視したのですが、またかかってきたので仕方なく出たんです。
そしたら「さっきは気分悪くさせちゃってゴメン。でも、顔に出すのは良くないんじゃないかな？仕事がなくなったから飲もう」と言い出しました。
東カレ編集部：謝罪の電話なのに、OMOさんの態度を責めるんですね。
OMOさん：そうなんです！それに、そんなにコロコロ仕事の予定が変わるのも怪しくて。「振り回すのもいい加減にしてください。さようなら」と言い、電話を切りました。
電車の中では、LINE電話が鳴り止みませんでした…。「戻ってきてほしい」「悪かった」「ごめんね」などとLINEがきましたが、無視してブロックしましたね。
東カレ編集部：なぜこの男性は、OMOさんを振り回すような言動をしてきたのでしょう…？
OMOさん：人のことを見下しているのと、そもそも不愉快な発言をしていることに気づいてないんだと思いますよ。これまで自己中に育てられたんでしょうね。親の顔が見てみたいです。
東カレ編集部：事前に連絡を取っていた段階では、違和感を覚えることはなかったのですか？
OMOさん：待ち合わせ当日を除くと、特に違和感はありませんでした。テンポも良く、私の体調を気遣ってくれたり、日程も合わせてくれて思いやりのあるLINEでしたね。
東カレ編集部：やっぱり、実際に会ってみないとわからないものなんですね。ほかにも婚活をしていく中で「この人はちょっと…」と思った男性はいましたか？
OMOさん：タイミングや、チョイスが悪いツッコミを入れてくる「デリカシーなさすぎ男」がいました。
東カレ編集部：チョイスが悪いツッコミ、ってどういうことですか？
OMOさん：彼を私の友人に会わせたとき、身長が168センチある友人に対して「デカッ！」と言ったんです。しかも「初めまして」と言う前に、第一声がそれです（笑）
そのほかにも、痩せてることを気にしている私に対して「また痩せた？」と言ってきたりして。
いいところもたくさんありましたが、それ以降もデリカシーがない発言が多くて。イライラするので別れちゃいました。
年齢を重ねてもなお、他人がどう思うかを考えて発言できない人は、素直でスレていないと思いますが…。はっきり言って頭が悪いと思います。お付き合いはしたくないですね。
東カレ編集部：そんなこともあったんですね。様々な経験をしてきたOMOさんですが、理想の男性はどんな人ですか？
OMOさん：横暴な態度を取らない人ですかね。背が高くて、子ども2人を育てられるくらいの年収がある男性が理想です。それと束縛しないというのも入れたいです。
東カレ編集部：束縛しない、ですか。過去に嫌な思いをしたことがあるんですか？
OMOさん：はい。お互いが依存するほど愛し合った結果、身の危険を感じるような恋愛をしてしまったことがあるんです…。
OMOさん：それは、36歳の不動産会社社長と付き合っていたときのことです。
同棲してから束縛が徐々にエスカレートして。結婚したら苦しむだろうし、これは愛ではないと気づいたため別れを決めました。
東カレ編集部：束縛とは、具体的にどのような状況だったのでしょうか？
OMOさん：2人とも好きで仕方なかったので、お互いの状況を逐一連絡しあってましたね。相手のすべてを把握していたかったんです。
でも、彼の言動が度を越すようになって。友達と行くと伝えたお店にわざわざ来て「本当にいるかどうか見に行ったけど、いなかったよ？」と連絡がきたり。
あとは「カウンターに女2人で座ってるのは、声を掛けられたいから？」と言われたりして。
東カレ編集部：OMOさんに、かなり執着してますね…。
OMOさん：ほかにも海外旅行中で連絡ができなかったときに、30件以上の不在着信があったり。仕事中に電話がきて「今すぐ好きって言って」と迫られたりとか。
それでも人生で一番好きになった男性だったので、今でも思い出すとツラいです。
東カレ編集部：本当に大恋愛だったんですね…。ではOMOさんが普通だと思える男性と出会えないのは、なぜだと思いますか？
OMOさん：う〜ん。アプリで婚活しているからですかね？やっぱり、クセの強い人が多くて。
あと私、お金持ちな人ほど難アリな気がしています。ちょっと指摘しただけで、不機嫌になられたり。そういう人と結婚するのは難しいと感じてしまいますね。
東カレ編集部：なるほど。ちなみに「何歳までには結婚していたい！」など目標はあるんですか？
OMOさん：30歳までには結婚して、妊娠していたいです。でも「自分、本当に結婚できるのかな…」とはずっと思っていますよ。
Instagramで「出産しました」というご報告や、夫婦になっても仲良さそうなストーリーズを見たりすると、羨ましく思います。でも普通の人がいない…。人間的に変わってる人ばっかりです。
私の結婚相手は、もはや日本にはいないのかもしれませんね（笑）
◆
OMOさんが語った、ある意味ゾクっとする男たちの言動。
あなたが今日、デートの約束をしている男性も、もしかすると“怖い男”かも…？
くれぐれもご用心を。
▶前回：女医に結婚は難しい！？婚活歴5年の30歳勤務医が語る「女医3分の1法則」とは
▶1話目はこちら：婚活歴4年、25歳でゴールイン！その緻密な戦略と妥協ポイントとは
▶Next：9月8日 木曜更新予定
婚活女子必見！気になる彼を落とす一言とは
