中村アンが、大胆に髪をカットしてからの“人生の楽しみ方”とは
昨年、イメージが強かった“かき上げヘア”から、ばっさりとショートスタイルにイメチェンした、中村アンさん。
また新しい魅力を醸し出している彼女を、白金高輪に誕生したばかりの隠れ家鮨にお連れした。
今の自分を素直に語ってくれた、ありのままのインタビューを、今日と9/3（土）の2回に渡ってお届けします！
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「お鮨デートは相手の知らない一面を発見できるいい機会だと思います」
焼き鳥に焼肉……。これまで中村アンさんが「東京カレンダー」で表紙を飾ってくれたレストランのジャンルだ。
3回目となる今回は、鮨の中でもとかくムーディな空間が艶っぽい“暗がり鮨”を体験してもらった。
「日頃リラックスした店ばかりの私からしたら、別世界。最初はドキドキしましたけど、慣れてくると不思議と居心地がよくて。
お鮨デートって、相手の知らない一面が見えますよね。それぞれにこだわりがあったりするし、そういうのを探っていくのは、楽しそう」
そう言って、はにかんだ表情は、これまでのどの笑顔よりも柔らかい。
「肩の力を抜くっていう意味が、年を重ねて少しずつ、分かってきたんです。これまで必死に走り続けてきたので、この先の10年はもう少しライフにフォーカスを当ててもいいのかな、と。
それがよりいいお芝居に繋がるんじゃないか、そんな風に思えるようになったのは大きな変化かもしれません」
“第二章”を迎えた中村アンが今、思うこと
来月で35歳を迎える中村さん。あの代名詞ともいえる“かき上げヘア”でのブレイクから、10年あまり。
人生を楽しむ、そんなことを意識したのは髪を切ったことがきっかけだったとか。
「髪を切る1年くらい前からかな、すごくしんどさを感じていたのは覚えていて。知らず知らずの間に、あのかき上げヘアの“中村アン”に自分自身が縛られていたんだと思います。
だから、髪を切った瞬間、ストーンと憑き物が落ちたように軽くなったんですね。自分でも驚きました（笑）」
◆
「仕事もしたい。でも20代の頃よりはこの先のことを考えて、近い将来家族をつくりたいなとか、そんな風に思う時間が増えました。もちろん、全てはタイミングですけどね。
ただ、両親がね。“そろそろなんかないの？”って、実家に帰る度に聞かれるのが、本当にもう嫌になります（苦笑）。
友達にツッコまれても、“ね〜、ないよね〜”って返せるんですけど、反発したくなっちゃって。“こっちは、仕事頑張ってるの！そのうちね……”と」
すごくリアリティのある親子のやりとりに、同世代の女性スタッフが皆、大きく頷いた。
「実は、髪をカットした今のスタイルのほうが好評なんですよ（笑）」
では、歳を重ねて男性に求めるものは変わってきたのだろうか。
「昔は絶対に年上で、引っ張ってもらいたい！とか、あくまで理想とはいえ、決めつけていた部分はありました。
でも今は、“あ、意外と男らしいな”とか、“意外と話すと面白い人なんだな”とか、ギャップに惹かれることが増えてきたかもしれません」
まるで昔からの女友達のように、飾らず自然体で話してくれるところもまた、彼女の魅力だろう。
さらにこんな話も教えてくれた。
「実は男女問わず今の方が好きって、言っていただくことが多いんです。
“昔の中村アンは声を掛けづらかった”って特に男性から言われます。モテようと思って、かき上げヘアを始めたのに、あれ!?って（笑）」
こんなにキュートな人がモテないわけがないだろう。
【後編】 9/3に公開！
■中村アンさんも歓喜した、白金高輪の“暗がり鮨”
■【WEB限定】撮影風景のメイキング動画
■プロフィール
中村アン 1987年、東京生まれ。健康的な美ボディとファッション、ロングヘアで注目を集め、多くの女性から絶大な支持を得る。ドラマ『グランメゾン東京』や『DCU〜手錠を持ったダイバー〜』での好演も記憶に新しい。現在放送中の『NICE FLIGHT！』では、恋に不器用な女性管制官の役を熱演。
■衣装
［中村さん］ワンピース（ベルト付き）306,900円、バッグ 218,900円〈ともにラルフ ローレン コレクション／ラルフ ローレン TEL：0120-3274-20〉、ピアス 1,702,800円〈ヴァン クリーフ＆アーペル／ヴァン クリーフ＆アーペル ル デスク TEL：0120-10-1906〉、サンダル 108,900円〈JIMMY CHOO TEL：0120-013-700〉
［男性］ジャケット 198,000円〈ソブリン／ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 TEL：03-5772-5501〉、シャツ 31,900円、パンツ 27,500円〈ともにジャンネット〉、チーフ 14,300円〈ラルディーニ／すべてトヨダトレーディング プレスルーム TEL：03-5350-5567〉、その他スタイリスト私物
▶このほか：【WEB限定カットあり！】新木優子が港区の夜景に抱く、ある日々の思い出とは？
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東京カレンダー最新号では、中村アンさんのインタビュー全文をお読みいただけます。
東カレに語ってくれた、“女優・中村アン”としての覚悟とは？
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「黒壁でムードがありながらも柔らかい照明が心地よいですね」。そんなシチュエーションが、中村さんの和やかな笑顔と凛とした美しさを、さらに際立たせる
中村さんに手渡されたのは、通称“旨みバクダン”と呼ばれる「マスノスケと半熟いくらのブーケ」。炭火焼きで香ばしさをまとった天然マスノスケ（キングサーモン）の皮と、低温調理でさらに旨みを凝縮したイクラを手巻きに。ひと口で頰張りたい
「身も心もとろけました♡」と、おちゃめな表情で手を合わせる
「ちょっぴり久しぶりの東京カレンダー。今回はお鮨と聞いて、楽しみにしてきました」と嬉しそうな中村さん
