医師2人が“朝にしないNG習慣”5つとは?「朝食を食べないと…」
1日を良いスタートにするためにも、朝の生活習慣は大切です。ただ、長年当たり前のように行ってきた朝の習慣が、実は間違っていたということもあるかもしれません。
そこで今回は、現役医師である、橋本将吉先生と石井道人先生に、朝に避けている習慣についてお聞きしました。朝の生活習慣を見直して快適な1日を迎えたい人は、必見の内容となっています。
<目次>
医師が朝にしない5つのこと
(1)朝食を抜く
(2)加工食品を食べる
(3)朝風呂に入る
(4)寝すぎない
(5)二度寝はしない
(1)朝食を抜く
橋本先生は、「健康のために朝行わないことは、朝食を抜くことです。ダイエットのために朝食を食べないという人もいるのではないでしょうか?」といいます。
「しかし、朝から仕事をしたり勉強したりするためには、エネルギーが必要となるでしょう。朝食を食べないとエネルギー補給がされずに頭が働かないこともあると感じるので、必ず食べるようにしています」と話します。
朝食を抜くダイエットは、日中の活動のためにも避けた方が良いかもしれませんね。
(2)加工食品を食べない
橋本先生いわく、「朝ご飯は洋食派、和食派の方がいると思います。洋食派の朝食には菓子パンが登場することも多いでしょうが、菓子パンが加工食品であることも少なくないと思います」とのこと。
また、「加工食品はカラダにもあまり良くないと考えているため、朝ご飯は和食にするよう心掛けております」と教えていただきました。
(3)朝風呂に入らない
橋本先生は3つ目に避けていることとして、「朝風呂です。私は、朝にシャワーを必ず浴びるのですが、お風呂には浸かりません。お風呂は全身に負荷をかける恐れがあり、血圧も変動する可能性が考えられるため、朝のまだカラダが起きていないようなときに、お風呂に入ることは控えるべきだと思います」と警告します。
さらに、「冬は基本的に朝のシャワーや朝風呂は危険だと考えられる要素が多いので注意しましょう」とアドバイスいただきました。
(4)寝過ぎない
石井先生は生活リズムについて、「休みの日に寝すぎないように気をつけています。睡眠はどのくらい眠ったかの時間も大事ですが、規則性も大切です」と話します。
「極端に寝溜めや平日の睡眠不足の解消のために、寝すぎるとカラダのリズムを崩してしまいます」とお話いただきました。
(5)二度寝はしない
加えて、「二度寝はしないように心がけています。生活リズムを一定に保つことがカラダの調子を維持する秘訣だと考えています」と石井先生はいいます。
自粛生活が続くなかでも、生活リズムを整えるように意識した方が良さそうですね。
いかがでしたか? 今回は、橋本将吉先生と石井道人先生に朝に避けている習慣についてお聞きしました。快適な1日を送れるように、朝の習慣を意識してみましょう。
※本サイトにおける医師および各専門家による情報提供は、診断行為や治療に代わるものではなく、正確性や有効性を保証するものでもありません。また、医学の進歩により、常に最新の情報とは限りません。個別の症状について診断・治療を求める場合は、医師より適切な診断と治療を受けてください。
<プロフィール>
ドクターハッシー・橋本将吉
杏林大学医学部医学科を卒業。
<プロフィール>
石井道人
2007年北里大学医学部卒業後、東京都立多摩総合医療センターにて研修後、ERに専従。北海道喜茂別町で僻地・家庭医療に従事したのちに、現在は横浜市青葉区の『ファミリークリニックあざみ野』の院長を務めている。
【画像・参考】
※Kamil Macniak・Nishihama/Shutterstock
医師2人が“朝にしないNG習慣”5つとは?「朝食を食べないと…」はWoman Wellness Onlineで公開された投稿です。
【筆者略歴】
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