磨けば輝く宝石のような人…自分磨きが恋愛運アップのカギ【日干で占う、辛(かのと) の性格】
四柱推命の十干のひとつ「辛(かのと) 」。今回は、日干に「辛」を持つ人の基本性格や恋愛傾向などについて詳しく解説していきます。
■日干で読み解く「辛」の性格
◎基本性格
五行の金ですから、鋭く剛健な部分があるのですが、辛は宝石のような柔らかさと美を携えています。磨き方によって質(人生)が変わる、という運命があるのです。
繊細で感受性が鋭く、一芸に秀でているタイプ。自分をいつも最高の状態に保ち、洗練された暮らしを送りたいと願う完璧主義者です。自分は人と違う、特別な才能があるというプライドを持ち、価値観に合わないことは、どんなに有利なことであっても気がすすみません。譲らずに邁進して、大事を成し遂げるパワーがあります。感情表現が下手で、物ごとにこだわります。芸術家や何かの専門職、職人さんになる人も多いです。
しかし、要求水準が高くて適当なところで満足できないので、いつも不満を抱えて生活することになりがち。見た感じは温和で、精神的にはデリケート。ちょっとした失敗をいつまでも引きずります。それでいて攻撃力は鋭く、相手の急所を突く発言でダメージを与えます。
◎恋愛
自分の才能や魅力を自覚し、自信を持ってそれを磨いていた場合、かなり恋にもマイペースかもしれません。焦って恋人を探すこともなく、理想のタイプと巡り会えるのをゆっくり待つでしょう。逆に自分に自信がない場合、恋愛をすることで自分の存在価値を高めたくなります。さみしさを紛らわすために、そんなに好きでもない相手と付き合ったり、強引なアプローチを断れなかったりしがち。しかし、そういった恋愛では自信を失う可能性が高く、運気を下げるだけに終わるでしょう。
それでも、辛は宝石です。少しでも磨けば光ります。宝石が輝くほど、それを身につけるに見合うレベルの相手が登場します。つまり、何もしなければ恋愛運に波は起こらず、何も起きません。しかし自分磨きをすれば、恋愛運も上昇し開運となるということです。
◎お金と仕事
仕事が利益に直結する営業職のように、ダイレクトにお金を稼ぐのはあまり得意ではありません。会社組織なら、営業職より裏方の事務職。あるいは、経営者の秘書となって、きめ細かな配慮でスムーズに業務が遂行できる状況を作り上げるのも得意です。
職種としては、美意識を活かせる職業で成功します。美容師やネイリスト、ファッション、メイク関係。宝飾業界は特に向いていると言えます。でも、いくらお金のためでも、自分がいいなと思えないものは勧めたくありません。そのため、職場選びは慎重に行い、自信を持って楽しく働ける場を探しましょう。
一生ものの貴金属や着物を買っておくのが開運となります。安価なアクセサリーをたくさん集めるよりも、価値がわかる人にアピールする高級品を手に入れましょう。