【アロマ占星術】6月21日、太陽が蟹座へ 揺れやすくなる感情をアロマでサポートしよう!
――植物の成分や芳香によって心身を癒やすアロマテラピー。実はハーブやアロマは古代より占星術と密接に結び付いてきました。私たちも古代の叡智であるアロマを使って、心地よいセルフケアをしてみませんか?
■太陽で導くアロマ占星術
私たちが現在暮らしている1カ月や1年という区切りは、太陽のリズムと一致しています。太陽は月に一度だけ星座を移動。太陽が滞在している星座は、その期間、世の中の雰囲気や人々の心身に影響を与えます。
6月21日、双子座にいる太陽が「蟹座」に移動します。その後7月22日までは、蟹座の影響を大きく受けることになります。星座や惑星との関連植物から、この時期に起こりやすくなるメンタルの変化をよりよくサポートしてくれるアロマをご紹介します。
■蟹座太陽期の特徴
【今回の太陽の位置】蟹座(水のエレメント)
【期間】6月21日〜7月22日
【ポジティブなメンタル症状】愛情深くなる、家や居場所を整えられる
【ネガティブなメンタル症状】感情が揺れやすくなる、引きこもりがちになる
蟹座は愛情や養育を司る星座。家族や身内と呼べる仲間を大切にし、感受性や共感能力が高いという特徴があります。また、自宅などの自分が慣れている環境や場所を好み、おだやかな日々を過ごそうとする平和主義的な傾向が高まります。
そのぶん、そうした蟹座太陽期のエネルギーが悪いほうに働くと、人やものに対しての好き嫌いが激しくなったり、外側の世界に対して閉鎖的になって行動も引きこりがちになりやすい傾向が出てきます。
そんな蟹座太陽期の揺れやすくなる感情を、エレメント別アロマでサポートしていきましょう!
■牡羊座、獅子座、射手座(火のエレメント)……タンジェリン
火のエレメントの人にとって、情緒的なエネルギーの蟹座太陽期は火が湿気でくすぶっているような気分になりがち。まわりにも感情的にウェットな状態の人が増えるので、物ごとの進行が停滞したり、不完全燃焼状態におちいりそうです。太陽のアロマである「タンジェリン」を使ってみましょう。柑橘系の香りが元気を与えてくれて、火のエレメント本来のホットなパワーを呼び覚ましてくれるはず。香水のように身に纏うのがオススメです。
■牡牛座、乙女座、山羊座(地のエレメント)……レモン
蟹座のエネルギーとなじみやすい地の人たちは、保守的な面がこの時期さらに強まってしまいそう。メランコリックな状態にもなりやすく、行動力や集中力がダウンしがちです。蟹座の守護星である「月」が支配するアロマ「レモン」を使ってみましょう。レモンはリフレッシュ効果や集中力を高める効果があり、沈んだ状態の心身をシャッキリと前向きにさせてくれます。朝起きた後や朝食時に香りをかぐようにして、毎朝スッキリした気持ちでスタートを。
■双子座、天秤座、水瓶座(風のエレメント)……カモミール
風通しのいい関係性を望む風のエレメントの人たちにとって、ウェットな蟹座太陽期は気持ちが重たくなりがち。まわりの人の親切や心配も、どこか自分の自由を束縛するかのような、息苦しいイメージに置き換えられてしまいそうです。蟹座の象徴アロマ「カモミール」を使ってみましょう。持ち前の客観性な知性を活かしながらも、感情的なシーンにも対応できるようにやさしくサポートしてくれます。おやすみ前など、リラックスタイムに香りを使ってみて。
■蟹座、蠍座、魚座(水のエレメント)……オレンジ
水のエレメントの人たちにとって、「情緒や共感性」を象徴する蟹座太陽期は、なじみやすいエネルギー。愛情を育むのに適した時期になりますが、気をつけたいのは、蟹座のパワーは感情を揺れやすくしてしまうところ。太陽のアロマである「オレンジ」を使ってみましょう。不安やメランコリックな気持ちを落ち着かせ、明るい安定感を与えてくれます。敏感な感受性も他者への愛情深さへと変換していけるはず。感情が揺れた時に香りを深呼吸してみて。
蟹座太陽期の始まりは、太陽の暦で大きな転換点となる「夏至」でもあります。占星術的には2021年下半期の始まりです。蟹座太陽期に自分の感情面や住環境などを心地よく整えて、ステキな下半期をスタートさせていきましょう!
(永沢蜜羽)※画像出典/shutterstock