【現役医師が伝授】“疲れ”が溜まったときにおすすめのリフレッシュ方法6つ

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疲れが溜まり解消できずにいると、うまく力を発揮できなかったりして、さらに疲れが積み重なったりしますよね。負のスパイラルから抜け出して、毎日を健やかに過ごすためには何が必要なのでしょうか。

そこで今回は、内科医として数多く患者さんの疲れに向き合ってきた『ドクターハッシー』こと橋本将吉先生に、疲れの原因や対処法について伺いました。

疲れの原因。実は「現代医学でもよくわかっていない」?画像:siro46/PIXTA(ピクスタ)

--そもそも“疲れ”とはなんでしょうか?

よく驚かれるのですが、「現代医学でもよくわかっていない」というのが正直な答えです。

患者さんは医師に疲れを訴えるとき、“疲労”や“全身の倦怠感”などと表現したりしますが、実は疲れのメカニズムははっきりとわかっておらず、さまざまな原因が考えられるでしょう。

--疲れているときにはカラダにどんなことが起こっているのでしょうか?

原因によって症状は異なります。例えば、感染症などが原因の場合にはまずカラダのなかで炎症が起き、その結果、発熱や関節痛、筋肉痛などの症状も併せて出現することもあります。

長引く疲れ…ヒントは生活習慣のなかに画像:rainmaker/PIXTA(ピクスタ)

--疲れの種類について教えてください。

疲れについてはよく分かっていないのですが、私は疲れには、“カラダの疲れ”と“心の疲れ”があると思っています。

カラダが疲れている場合には、原因になる病気が隠れていないか検査をします。心が疲れている場合には、患者さんのお話をよく聞いて、ストレスになっていることがあれば一緒に解決策を探します。

--患者さんによる疲れについての悩み相談は多いのでしょうか?

疲れの相談は本当に多いと感じます。やはり、精神的な心の疲れが原因の場合が多いように感じますね。

--疲れのなかでも、長引く疲れに対してはどう対策をすればいいでしょうか?

長引く疲れに対しては、生活習慣の見直しが有効な場合であることが多いように感じます。

例えば、睡眠不足が原因になって疲れが長引いている場合には、睡眠不足につながっている生活習慣の改善が必要かもしれません。

現役医師が疲れたときにしている6つのこと

--橋本先生が疲れたときにしていることはありますか?

とにかく好きなことをしてリフレッシュしたり、カラダを休めることを心がけています。具体的には、次の6つのことをしています。

(1)アニメを観る

イライラが重なっているときは好きなアニメを見てリフレッシュしています。いまハマっているのは『呪術廻戦』ですね(笑)。「仕事を頑張るぞ!」というときは『SLAM DUNK』を観ます。

(2)SNSから離れる

SNSで心無い中傷があると、精神的に負担がかかることがあります。疲れているときには、SNSから離れるようにしています。

(3)適度な運動・散歩・ストレッチ

私の場合、頭は疲れているのに、カラダは疲れていないと感じたときには眠りが浅くなってしまうことがあります。カラダを疲れさせて熟睡するために、運動を意識的に行っています。

(4)睡眠

疲れているときはとにかく十分な睡眠をとるように心がけています。たとえ、寝つきが悪くても横になって寝るようにしています。

(5)勉強・読書

日々、疲れをリフレッシュする方法や健康になるための方法を学ぶことで、疲れに備えるようにしています。

(6)将棋

疲れたときこそ将棋をしてリフレッシュしています。私の場合、対戦するコンピューターのレベルを低く設定して、圧勝できるようにして楽しんでいます(笑)。

今回は疲れの原因や対処法についてご紹介しました。橋本先生が行うリフレッシュの方法を参考にしてみてください。

※本サイトにおける医師および各専門家による情報提供は、診断行為や治療に代わるものではなく、正確性や有効性を保証するものでもありません。また、医学の進歩により、常に最新の情報とは限りません。個別の症状について診断・治療を求める場合は、医師より適切な診断と治療を受けてください。

【画像・参考】
※jessie・siro46・rainmaker/PIXTA(ピクスタ)

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