なんか不思議…「父親と似ている男性」を好きになる理由って?
好きになる男性が、父親に似ていると感じることはありませんか。父親が大好きな女性ならそれも分かる気がしますが、逆に父親をあまり好きじゃない女性でも父親と似た部分を持った男性を好きになることが結構あります。
そこにはどういったい理由があるのでしょう。そして何か注意することはあるのでしょうか。
■父親と似ている男性を好きになる理由
父親と似ている男性を好きになる大きな理由を心理学的な見解から3つ挙げてみました。ただし人が見てもぜんぜん似てないと感じても、当の本人が父親に似ていると認識した男性は父親似の男性となります。
・父親は自分を守ってくれる存在だから
心の深い部分が形成されていく子どもの頃は、父親や母親は自分を守ってくれる存在として強く認識しています。特に父親は自分を守ってくれる唯一の異性なので、どうしてもその思いが深層心理として残っていることが多く、父親似の男性を好きになることがあるのです。
今でも父親は自分を守ってくれる存在だと思っている人もいますが、逆に例えば父親が家庭を捨てた場合は自分を守ってくれる存在なんて思うはずもありません。それでも小さい頃の強い思いは深層心理の中に残るのです。
そのため現在の父親に対する気持ちとはまったく逆であっても、知らず知らずに父親=守ってくれる存在というふうに脳が勘違いすることがあり、父親なんて大嫌いなのに、付き合う男性はいつもどこか父親似になってしまうなんていうことことにもなるのです。
・自分に似ているから
心理学的には自己愛によって、自分に似ている人を愛することはとても多いと言われています。
外見だけでなく内面的な場合であっても、どこか自分との共通点を見つけると急に関係が接近することや縁があると感じることがありますね。つまり自分に一番似ている異性は父親であり、その父親似の男性を好きになることは自己愛と深く関係しているのです。
・ファーザーコンプレックスだから
父親からの愛情に飢えていると父親を求める気持ちが強く、それがファーザーコンプレックスというものですね。現実には父親を嫌っていることもありますが、深層心理の中では父親を求めており、回りにいる男性の中から父親に似た男性に自然と目が行ってしまうということもあるのです。
■注意しなければならないこと
父親似の男性を選んでしまう人に一言、注意しなければならないことがあります。
ご紹介したとおり、いろいろな理由で父親似の男性を選んでしまうことがありますが、それによって他の部分が見えなくなることがあります。特に父親似ということで、その男性の問題点を見過ごしてしまったり見て見ぬふりさえしてしまうこともあります。
そのため付き合ってからいろいろな問題が起きてしまうことも。父親似が悪いということではなく、父親の面影を追ってしまう女性は他のところが見えずに失敗しやすいのです。そのため父親に似ていても、そこ以外のところをしっかりチェックして付き合っていくようにしましょう。
■まとめ
父親似の男性を選んでしまう深層心理にはいろいろあるようですが、やはり父親似に惑わされない目で男性をチェックすることも大切ですね。その上で父親似ならそれは素敵なことではないでしょうか。
(ハウコレ編集部)