感動的…!女優が明かす「手作りゴミ袋ドレス」を着用した理由
先日ロンドンで開催されたBAFTA TV(英国アカデミーテレビ部門賞)。他のアワードと同様に、レッドカーペットには多くのセレブたちが豪華絢爛な装いで登場。ただ一つだけ違っていたのは、その中にゴミ袋で作られたドレスを纏った女優がいたこと。
レッドカーペットと言えば、集まったレポーターたちから「それはどこのブランドのドレス?」と聞かれるのが定番。そんな質問に「60Lのゴミ袋よ」と清々しく回答したのが、コメディドラマ『This Country(原題)』で主演を務めている女優デイジー・メイ・クーパー。今年度のBAFTA TVでもコメディ女優部門にノミネートされるなど、注目の存在だ。
そんな彼女のゴミ袋ドレスは、母親とその友人がデザインを手がけたという完全な手づくり品。
10/10 for Daisy May Cooper’s absolute belter of an outfit. That’s probably the first and last pigeon our RoboPap will spot on the @BAFTA red carpet! #BAFTATV #VirginMediaBAFTAs pic.twitter.com/IdyIP0d5Ax
— Virgin Media (@virginmedia) May 12, 2019
ドレスの裾にはファストフードの空き箱や空き缶など様々なゴミが貼られており、頭には鳩とティーバッグが乗ったゴミ箱のフタが! 小さなゴミ箱をクラッチバッグにするなど、細部にまでこだわりが光っています。
このドレス姿を見た弟で俳優のチャーリーは、Instagramに「変人だな」とジョーク交じりのキャプションと共に姉デイジーの写真を投稿。
View this post on InstagramMy sister in a bin bag. At the baftas. Designed by our mum. The fookin nut bag ♥️
また、レッドカーペットで居合わせたセレブやレポーターたちもべた褒め。
Nominee Daisy May Cooper has the best Bafta outfit EVER - made by her mother out of bin bags. She donated what she would have spent on a posh frock to her local food bank ❤️❤️❤️ #BAFTATV pic.twitter.com/nojAb2UgdA
— Dan Wootton (@danwootton) May 12, 2019
「BAFTA史上、最も素敵なドレス!」
ユニークなゴミ袋ドレスだけれど、 デイジーはただ目立ちたかったわけではなく、そこには深い理由が…。
「高価なドレスではなく、ゴミ袋を着ることに決めたの。そうすることで、ドレス購入に使われるはずだったお金を、フードバンク(NPO団体などへ食料を配給する施設)へ寄付できるから」
寄付した額については未だ明らかにされていないけれど、ゴミ袋を利用したドレスはたった5ポンド(約700円)で完成したそう。オシャレを楽しみながら社会貢献に活かすなんて、素敵な発想!