暑い日でもこれなら!「レタス」を鮮やかに美味しく食べるには?
食欲が低下する季節です。こう暑くては食事の際に箸が進みませんよね。ですが、「さっぱりしたものなら食べられる!」という人は多いでしょう。
そこで、今が旬の野菜“レタス”の出番です。
成分のほとんどが水分!レタスは葉菜の中でも味にクセがなく、シャキシャキとした食感が楽しめるさっぱりとした野菜。なんとその成分の約95%が水分だというのです。つまり、栄養価が極めて高いわけではないのですが、食欲がない時でも食べやすさはピカイチだと言えるでしょう。
また、サラダにして生食をすることがほとんどなので、ビタミンB1やCの損失が少ないのは嬉しいポイントです。その他には、むくみの予防になるカリウム、腸内環境を整える食物繊維なども含まれています。
手でちぎると変色しにくいそんなレタスですが、いざ食べようと思った時に褐色に変色していたら……。ますます食欲が落ちてしまうかもしれませんね。
変色を防ぐには、包丁を使わずに手でちぎることがポイント。包丁で切ると、レタスの細胞が不自然に切断され、裂けた細胞が空気に触れて変色します。味も落ちてしまうので、手でちぎって。
沸騰したお湯と同量の水をボウルに入れ、ちぎったレタスを2〜3分浸してからざるにあげて水気を切ると、変色しにくくなりますよ。ただし、ビタミンB1、Cの損失のリスクはあります。
購入時は逆さまにしてチェック美味しいレタスの特徴は下記のとおり。
・株の切り口が白いもの
・持った時にある程度の軽さがあるもの
・巻きがゆるく柔らかいもの
購入時は逆さまにしてチェックすることをお忘れなく。
もし、丸ごと購入したレタスを使い切れずに保存するのなら、芯を手でもぎるようにくり抜き、水気を含ませたキッチンペーパーで包んでから冷蔵庫の野菜室へ。2〜3日中に使い切ってくださいね。
【筆者略歴】
高木沙織
“美容”と“食”には密接な関係があることから、複数の「食」に関する資格を取得。イベント講師・執筆に携わる一方ヨガインストラクターとしても活動し、多角的に健康美作りをサポートする。