夏バテしたくない!暑さで起こるイライラストレスを整えるウシュトラアーサナ
関東地方は梅雨が明けました。連日30度越えが続く暑さの中、体調は気力は大丈夫ですか?暑さが続くと、体力を消耗し、精神的にもイライラとストレスが溜まります。そんな時は体力作りと同時に、気持ちのコントロールも大切にしたいところ。
そこでヨガインストラクターである筆者が、夏本番になる前に夏バテ予防のヨガポーズをご紹介します。
■体を後屈させ、背骨を刺激するヨガで行う後屈系のポーズは、背骨をしっかりと刺激することにより副交感神経を優位にし、自律神経を整えると言われています。猫背気味な姿勢を改善し、姿勢を整えることによって、呼吸が深くなり精神を整えたい時に行います。
(1)膝立ちの姿勢になります。脚は腰幅に開きます。
(2)両手をお尻と腰の間におきましょう。指を下にして、お尻のカーブに手のひらがそうように当てます。
出典: Woman Wellness Online
(3)息を吸いながらお尻を前方に押し出し、お腹、胸を伸ばすように体を反らしていきます。
(4)この時、腰から体を反らすと腰を痛める可能性があります。お腹全体が伸ばされるように、お尻から押し出していきましょう。
出典: Woman Wellness Online
(5)余裕があれば、頭の重みを利用して、さらに体を反らし頭を後方へ下ろしていき、背後を見るようにしましょう。
出典: Woman Wellness Online
(6)体の前面に壁があるようなイメージで、太ももを壁に押し当てるようにしてポーズを整えます。
(7)5〜10呼吸ほどキープし、お腹に力を入れて上体を戻しましょう。
いかがでしたか? 夏の暑さのだるさやイライラは、ウシュトラアーサナでケアしましょう。姿勢も整い、見た目にも涼しげで美しい姿勢を保つことができます。
【筆者略歴】
上村 由夏
「マナヨガ」代表。オリジナルのマナメソッドを発案。本来持っている個性や美しさを引き出すと定評がある。またラジオパーソナリティとして心身の美しさをテーマとした番組を担当。