油断しがちなお昼の肌に!「メイクの上からできる」乾燥ケア
秋の気配を感じる季節、「もう室内での乾燥対策は大丈夫かも」なんて油断をしていませんか? だけど、意外とまだまだクーラーは効いていますよね。そこで乾燥対策を油断をするとみるみるカサカサなお肌に。
そこで今回は、コスメコンシェルジュであり、美肌研究家の筆者が、メイクの上からできる乾燥ケアをご紹介します。
■お直し保湿のポイント
メイクの上からスキンケアアイテムを使って乾燥対策をするときは、保湿効果の高いものを選ぶのがポイント。
また、カギを握るのは、アイテム選びと使い方。ここでわかりやすくご説明します。
(1)保湿効果が高く水分が多めのアイテムを
まず保湿効果の高いものを選ぶことがポイント。高保湿成分が含まれていない“水だけ”ともいえるタイプのものは、お肌の上にのせた水分を蒸発させようと体が発した熱がさらに乾燥をひきおこしてしまうのでお直しアイテムには適していません。
お直し保湿のアイテムには美容液や乳液といった水分が多めのものがオススメ。美容液でなくてもセラミドやコラーゲンなどが配合されていたり、高保湿のものなら普段使用している化粧水でもOKです。
(2)油分が多すぎるものはNG
先ほど(1)で保湿効果の高いアイテムを選ぶとお伝えしましたが、美容オイルなどの油分が多すぎるものもお直し保湿にはNG。
メイク下地やファンデーションなどは油分でできており、そのうえお直し保湿でさらに油分を塗り重ねるとメイクのヨレをおこしたり、毛穴詰まりの原因となってしまいます。
(3)すべては手を清潔にしてから
お直し保湿をするときは必ず手を洗い、清潔な状態にしてからおこないましょう。
ハンドプレスの要領で指で抑えて浸透させると、より保湿の持続力や効果が増します。ただ、このときこすってしまうとメイクが取れたり摩擦を与えてしまうので、優しく抑えるだけにしましょう。
また、手を清潔な状態にしてからおこなわないと、雑菌をぬり広げているのと同じなので気をつけてください。
■マスクで保湿も
なかなかお直し保湿もできない……という方にはマスクがオススメ。もちろんメイクをしたままで装着できますし、簡単に保湿を持続できます。
ただし、つけっぱなしはNG。
時々マスクを外して通気をよくしたり、1日1枚を使い捨てるといった清潔さも必要です。マスクを装着する前にはしっかりと保湿をすること。これも大切なポイントなのでお忘れなく。
いかがでしたか? 肌トラブルは乾燥と冷えによるものが多く、クーラーがまだまだ効いているところは要注意! ご紹介した乾燥ケアとあわせて、体を冷やさないようにして美肌を保ってくださいね。
【筆者略歴】
※ 杉本 由美 ・・・ 手軽、ナチュラル、透明感ある美肌作りの提案を得意とする美肌研究家。アンチエイジングや、シーンに合わせた美肌メイクなどで、女性としての魅力を最大限引き出し、自身も無理なく続けられるHappyな美肌Lifeを送る。
【画像】
※ Juta / shutterstock