SIMカードのサイズが違うときに使いたい「SIMアダプタ」
画像元:http://simchange.jp/sim-size-adapter/
通信ができる携帯電話に必ず挿入されているSIM(シム)カード。ここ数年で、通常のSIM(シム)カードサイズから、小型化したマイクロSIM(シム)カード、更に小型化したナノSIM(シム)カードと登場してきました。
挿入する携帯電話のSIM(シム)カードスロットと所有するSIM(シム)カードのサイズが一致しないと挿入することができず、携帯電話で通信をすることができません。
この問題の対処法としては、通信事業者に約3000円の手数料を支払って、サイズを変更してもらうのが一般的です。
しかし、複数の携帯電話をSIM(シム)カードを差し替えながら使っているユーザーからしてみれば、この手数料は気軽に支払えるものではありません。 そこで登場したのが「SIM(シム)アダプタ」です。
数年前までは、パソコンショップなどごく限られた店舗でしか販売されていませんでしたが、現在では、家電量販店などで取り扱われており、気軽に購入することができるようになりました。
このSIM(シム)アダプタとは一体何なのかご紹介します。
SIMカードについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参考に↓
MVNOを利用する際に知っておきたいSIMカードのサイズ
■SIM(シム)アダプタにSIM(シム)カードを挿入するだけ
SIM(シム)アダプタは、お手持ちのSIM(シム)カードを差し込む枠組みです。対応するSIM(シム)カードは、マイクロSIM(シム)カードと、ナノSIM(シム)カードの2種類で、マイクロSIM(シム)カードには、通常のSIM(シム)カードのアダプタ、ナノSIM(シム)カードには、通常のSIM(シム)カードのアダプタとマイクロSIM(シム)カードアダプタに対応しています。
SIM(シム)カードスロットに挿入できない小さいSIM(シム)カードはアダプタを使えば、そのSIM(シム)カードの大きさに対応させることができるわけです。
■SIM(シム)アダプタを扱うための注意点
SIM(シム)カードのサイズを自由自在に対応させることができる便利なアイテムですが、重要な注意点が1つだけあります。それは、携帯電話に挿入した時に、SIM(シム)カードとSIM(シム)カードアダプタがずれてしまうことです。これにより、携帯電話のSIM(シム)カードスロットが破損してしまう恐れもあり、修理の範囲も自己責任となるので、修理代が高くなってしまう可能性もあります。
このようなトラブルを防ぐために、SIM(シム)アダプタには、シールがついており、シールで、SIM(シム)カードとSIM(シム)アダプタをしっかりと固定させることで、ずれを無くすことができます。
SIMカードについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参考に↓
MVNOを利用する際に知っておきたいSIMカードのサイズ