出社するの嫌…「メイクのりが最悪になる」朝のNGスキンケア
「メイクは崩れやすいし、メイクのりも最悪。私の肌って何か問題でもあるのだろうか……」と悩んだことのある女性もいるのではないでしょうか。
そのメイク崩れや、メイクのりの悪さ。実は朝のスキンケアが原因かもしれません。
そこで今回はコスメコンシェルジュで美肌研究家の筆者が、“1日メイクのりが最悪になる朝のNGスキンケア”についてご紹介します。
■1:ゴシゴシ洗いすぎ洗顔はNG
メイク崩れの1番の原因は、過剰な皮脂分泌によるヨレ。洗いすぎにより肌に必要とされているNMF(天然保湿因子)を不足させることが、皮脂の過剰分泌につながっています。余分な皮脂や汚れを落とすだけで十分なので、朝はTゾーンだけの洗顔か水洗顔がオススメです。
■2:お肌の水分不足はNG
洗顔後は、素早く化粧水でお肌の角質層に水分を与えることが必要です。オススメはハンドプレスでしっかりお肌に水分を押し込むこと。水分不足による乾燥も余分な皮脂分泌を引き起こしますので、お肌の表面がツヤっと輝くまで化粧水でしっかり水分を与えましょう。
■3:与え過ぎによるベタベタスキンケアはNG
朝のスキンケアは、シンプルなものがベスト! オイルなどを使用してしまうと油でベタベタ状態の仕上がりになってしまいます。その理由は、化粧下地やリキッドファンデーションなどの成分の多くは油分によるものだから。
スキンケアでオイルを使用し、さらに下地で油分を重ねることはお肌を油でギトギトにしているも同然。メイク前にする朝のスキンケアは化粧水とクリームだけのシンプルなもので十分です。
■4:余分な油分はティッシュOFF
化粧水とクリームだけのスキンケアでも、皮脂と混ざって油分が多くなってしまう場合があります。そんな場合は軽くティッシュで余分な油分をオフしましょう。ヨレの原因となってしまう余分な油分は、事前に取り除いておくことでメイクのりを良くしたり、メイク崩れを防ぐことができます。
いかがでしたか? 1日のメイクのりの良し悪しは、朝のスキンケアがとても大切なカギを握っているのです。気持ちいいスタートを快適に迎えるためにも、ぜひ参考にしてみてください。
【筆者略歴】
※ 杉本 由美 ・・・ 手軽、ナチュラル、透明感ある美肌作りの提案を得意とする美肌研究家。アンチエイジングや、シーンに合わせた美肌メイクなどで、女性としての魅力を最大限引き出し、自身も無理なく続けられるHappyな美肌Lifeを送る。
【画像】
※ Ariwasabi / shutterstock