30秒のバランスキープ!美ボディをつくる「体幹」を鍛える簡単エクサ
美しい姿勢、プロポーションを保っている人は、どんな崩れた姿勢をしていてもだらしなく見えません。
それは「体幹」がしっかり整っていて、体の真ん中に芯が通っているイメージを持っているから。身体が細いだけの女性では、魅力が半減してしまいます。
そこで今回はヨガインストラクターの筆者が、美しい身体と立ち振る舞いのカギである“体幹”の鍛え方をお伝えします。
■体幹を整えると姿勢を崩しても美しく見える
体幹とは簡単にいえば“姿勢を整えるのに大切な身体の深い部分にある筋肉”のことを言います。
体幹を整えるときに大切なことは、自分の身体の真ん中に“まっすぐな1本の縦ライン”をイメージすることです。
この縦ラインの“軸”を常にイメージして体幹の筋力を使えるようになると、どんなに姿勢を崩しても、美しく見せることができるのです。
■姿勢を美しく整える体幹トレーニング
1日10分のトレーニングは短いようで長いです。難しいものは続きません。ここでは継続しやすい、簡単かつ効果的なものをご紹介します。
(1)四つん這いになります。
(2)腰を反らさないように意識してお腹を引き締めます。上半身に1本のラインが入っているイメージを持ちましょう。
(3)片腕を前方に向かって伸ばします。バランスが取れたら手と反対側の足を真後ろへ伸ばしましょう。
可能であれば30秒ほど、バランスが安定するまでキープします。足の裏で空気の壁を押すようなイメージをすると、バランスが取りやすくなりますよ。
(4)バランスが安定したら、右腕を右ななめ方向へ伸ばしていきます。それと同時に左足を左斜め方向へ開いていきましょう。
右腕と左足が1本のライン上に乗るようなイメージです。
(5)バランスが安定するまでキープします。可能であれば30秒ほどキープしましょう。
(6)右腕と左足を(3)の位置に戻し、再び開いていきます。慣れてきたら10秒キープ!
(7)3セット行い、反対側も同様に行います。
ポーズを変えるときに、お腹がゆるんで腰が反らないように注意しましょう。腰の位置が意識したラインからずれてしまうと、思った通りに体幹を刺激できないので気をつけて。
慣れるまではキープする時間は意識せず、ふらつく体を安定させることに集中しましょう。体がふらつくのは、普段使われていない筋肉が刺激されている証拠。
最初は難しいかと思いますが、「効いてる!」という感覚を意識しながら続けてみてくださいね。
【筆者略歴】
※ yuuka ・・・ 『マナヨガ』代表。ヨガ、整体、体幹トレーニング、ウォーキング等、研究を続け『マナメソッド』を発案。本来持っているその人の個性や美しさを引き出すことで定評があり、現在パーソナルトレーニングは予約待ち状態。
【画像】
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