「えっまたそれ?」男性が苦手な女子の発言・4つ
ついつい口に出した言葉が原因で彼を困らせてしまった、そんな経験はありませんか?女性と男性では言葉の捉え方が違うこともあるもの。
そこで今回は、心理学教授の渋谷昌三さんによる著書『恋にグズな男、男のホンネが読めない女』を参考に「男性が苦手な、ついつい女子が言ってしまいがちな言葉」を4つご紹介します。
■1.「(食事は)何でもいいよ」
『彼の言い分としては、「何を食べたい?」と女性の気持ちを確認し、「何でもいい」というOKサインをもらったのですから、居酒屋に入ってから不機嫌になる女性の気持ちなどわかりようがないのです。』
そこで不機嫌になってしまう女子の心理を、男性はなかなか理解が難しいよう。「少しおしゃれなお店」「夜景の見えるお店」「静かなお店」など少しでも条件を入れると良いのかも。
■2.「私のどこが好き?」
『このエンドレスの「どこが好き」から逃れるには、不安を解消する答えを出せばいいわけですが、今述べた通り正解はないのです。(中略)しかし日本人男性は概して、言葉にして愛情表現をすると言うのは苦手で、中には苦手を通り越して苦痛に感じている人もいます。』
自分に自信が持てないとき「どうして彼は私を選んでくれたのだろう」と不安になってしまうこともあるのでは。そんなとき何か自信のよりどころになるような言葉を、自分を好きになった彼に求めるのかも。
しかしそのどの言葉からも「自分だけ」の個性を見出すのは難しく、男性をただ困らせてしまうだけのよう。結局自分に自信が持てるかどうか、自分の気持ちの問題なのかも。
■3.「〜しない?」
『女性の「〜しない?」というのは男性語(?)に翻訳すると、おおむね「〜したい」と変換することができます。(中略)日本人は自己を強く主張する表現をイヤがる傾向にありますが、とくに女性は直接的な言い方を避けて、婉曲な言い回しを使う傾向があります。』
日本語には婉曲表現も多いもの。ある程度直接言わなくても相手の本音を察する必要があります。
しかし直接的に伝えていないため、誤解や齟齬が発生することもあるのでは。「〜したい」と希望をはっきり伝える方が、男性とのコミュニケーションがスムーズになるかも。
■4.「何で連絡くれないの?」
『ところが男性は、「つきあい始めたばかりじゃないんだから、オレの行動はいわなくてもわかってくれるはずだ」と考えています。(中略)「何で最近、連絡をくれないの?」というひとことは、いくら好きな女性からの問いかけだとしても、盛り上がっていて気持ちを冷めさせるには十分です。」
連絡をマメにしてくるだけで相手とつながっていると感じ、連絡がないと寂しかったり不安になったりする女子も多いのでは。しかし一方で男性は、付き合いが長いほど「連絡をこまめにしなくても大体分かってくれているはず」と安心するよう。
2人で会う時間に「何で連絡くれないの?」と聞かれると、責められていると感じ険悪になってしまうのかも。この言葉は極力我慢し、2人で会う時間を大切にしたほうがうまくいくのかもしれません。
■おわりに
いかがでしたか。女子がついつい発する言葉も、男性にとっては重く感じたり誤解が生じやすかったりするのかも。ぜひ参考にしてみてください。(福嶺美優/ライター)参考図書:渋谷昌三著『恋にグズな男、男のホンネが読めない女』 新講社
(ハウコレ編集部)(大倉士門/モデル)