映画『最強のふたり』 (C)2011 SPLENDIDO / GAUMONT / TF1 FILMS PRODUCTION / TEN FILMS / CHAOCORP

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 フランスで年間興行収入1位を記録した大注目の映画がついに公開! 第24回東京国際映画祭で最高賞サクラグランプリと、主演男優賞(フランソワ・クリュゼ、オマール・シー)を受賞したフランス映画『最強のふたり』(9月1日公開)の予告映像とポスター画像が公開された。

 本作は、出会うはずのない2人が起こした“最高の奇跡”の実話を映画化したもの。事故で全身麻痺となり車いす生活を送る富豪フィリップは、新しい介護者を雇う。その面接にやってきたのは、場違いな黒人青年ドリスだった。彼は、不採用通知3つで出る生活保護手当を目当てに面接を受けるも採用されてしまう。高級住宅地とスラム、ショパンとクール&ザ・ギャング、洗練された会話と下ネタという異文化で育ってきた2人の生活は、衝突し続ける。しかし、次第に互いを受け入れていくようになり、最強の友情が生まれる。

 東京国際映画祭で上映されると、その感動が口コミで広がり、日本での公開を希望する声が多数寄せられたという。笑って、泣ける話題作の予告映像がこちら。


 昨年、製作国であるフランスで公開されると、『ハリー・ポッターと死の秘宝Part2』『パイレーツオブカリビアン/生命の泉』『猿の惑星:創世記』といったハリウッド大作を押さえ、年間興収1位を記録。フランス国内で公開された全映画の歴代興行収入でも現在4位と、さらに記録を伸ばし続けている。また、公開17週目には、国内の累計動員が1910万人を突破し、フランス国民の約3人に1人が観た計算。第37回フランスアカデミー賞(セザール賞)で、9部門ノミネート、主演男優賞を受賞し、その勢いは止まらない。

 また、ドイツでは、9週連続1位を記録し、過去ドイツで公開されたフランス映画の興行収入1位となった。オーストリアでも6週連続1位を記録するヒットを打ち立てるなど、各国でも快進撃を続けている。

 さらに、ハリウッドでは『英国王のスピーチ』の製作や『アーティスト』の北米配給などで知られるワインスタイン・カンパニーが配給権とリメイク権を獲得。全米では、5月25日より公開される。

 今秋、最強の友情で結ばれた2人が観る者に笑いと元気を与える。

 映画『最強のふたり』は、9月1日(土)よりTOHOシネマズ シャンテ、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ、新宿武蔵野館ほか全国順次公開。

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