ヒューストンが大好き

2011年11月18日 13時17分

ヒューストン・アストロズがアメリカンリーグ西地区に移ることについて、様々な意見が飛び交っている。しかしシアトルの一塁手ジャスティン・スモークは、それを歓迎している。

メジャーリーグは火曜日、アストロズをジム・クレーンに売却することを承認し、アメリカンリーグとナショナルリーグを15チームずつにするために、早ければ2013年にチームをアメリカンリーグ西地区に移すと発表した。

スモークはレンジャーズにいた2010年、ヒューストンのミニッツメイドパークで3試合に出場し、14打数7安打、2本塁打、2本の二塁打、8打点を記録している。

「僕は、ヒューストンでもっとプレーする機会が増えるのは嬉しいよ」スモークは、火曜日に自宅のあるサウス・キャロライナで微笑みながら言った。「僕が覚えているのは、そこらじゅうにボールを打ちまくった事。セーフコ・フィールドとは、正反対だよ」

マリナーズの遠征スケジュールは今までも厳しく、ヒューストンがアメリカンリーグ西地区に加わる事で、より遠征がきつくなるという心配があるものの、スモークはそれを前向きに捉えている。

「僕は、良いと思うよ」彼は言った。「僕たちの遠征の助けになる。レンジャーズと対戦しにいった時、彼らともプレーできる。良いことばかりさ。4チームより良いよ」

ヒューストンで、良い成績を残しているマリナーズ選手は、スモークだけではない。イチロー・スズキは、ミニッツメイドパークで6試合プレーし打率.536（28打数15安打）、ショーン・フィギンスは3試合で二塁打と三塁打を含む打率.385（13打数5安打）だ。

キャッチャーのミゲル・オリボは打率.250（34打数8安打）、1本塁打、3打点。しかしショートのブレンダン・ライアンはナショナルリーグのカーディナルスで15試合、打率.154（39打数6安打）、2本の二塁打、4打点しか打っていない。

マリナーズの若い投手陣は、あまりヒューストンでの経験がない。フェリックス・ヘルナンデスは一度だけ、6回を投げて本塁打も含む被安打12、4失点で負けている。

ジェイソン・バルガスも1回、ミニッツメイドパークで先発している。5回を投げて2本塁打を含む被安打4、3失点で負けている。

可動式の屋根を持つこのスタジアムは、センターが深く、そこに傾斜が付いている事で知られている。しかしスモークには、もっと違う理由がある。

「僕はシアトルにトレードされる2週間前にそこでプレーしていたんだ」スモークは言った。「美しい球場だよ。真夏の暑いときは、屋根が閉まるんだから良いよね。そこでの僕は、とても良かった。僕は本当にそこでプレーするのが好きだし、機会が増えるんだから嬉しいよ」

参考記事：Mariners' hitters should enjoy trips to Houston　By Greg Johns / MLB.com | 11/17/11 2:55 PM EST
http://seattle.mariners.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20111117&content_id=25993278&vkey=news_sea&c_id=sea

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