お酒に飲まれないために!プロが教えるアルコールとの付き合い方

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忘年会・新年会シーズンに突入し、内臓疲労、二日酔い、飲み会太りなど身体に負担がかかる時期になりました。

体調不良回避のために公益財団法人アルコール健康医学協会から、内臓疲労、二日酔い、飲み会太りを防ぐ飲み方ついて、管理栄養士である筆者の考えを記していきます。

■内臓臓疲労を回避 アルコール分解促進のため食べながら飲もう

アルコール摂取前に消化・吸収・分解を促すおつまみを選ぶ。

緑黄色野菜・にんにく・アボカド・きのこ類・柑橘系果物・魚介類・刺身・海藻類・発酵食品・大豆・豆製品・ナッツ類オリーブオイル・その他ねばねば類(山芋・めかぶ・おくら・納豆)など

内臓のためによく噛みゆっくり飲むことは、必須ですね。これらを食べた後に食べたい動物性脂肪・揚げ物・イモ類など注文しましょう。好きなおつまみでお酒を飲むことも重要なことです。

■2次会の飲み方を考えよう

2次会を飲み放題にしない。ボトルを空けることをノルマにしないアルコールが体内から消失するまで約6〜7時間を考えると2次会は飲むことを控えるか水割り、お湯割り、チェイサー(お水)に切り替えましょう。

血中アルコール濃度により空腹感や低体温になり、飲み会の〆の習慣になっているラーメンや甘いスィーツなど食べたいところですが、この空腹になった時に何を食べるかによって翌日の不調に影響でてきます。どうしてもお腹が空いたときは、おにぎりや味噌汁、あたたかい飲み物がお勧めです。

■アルコールでストレス発散しない

アルコールの席でストレス発散しようとしている人は要注意。

いつも以上に暴飲暴食、飲み過ぎを招く原因になります。限度なく泥酔期まで飲んでしまうと、内臓疲労や二日酔いは、身体の負担が多く悪循環になりがちです。

20代、30代、40代と飲み方が変わっていく、そんなお酒の付き合いを楽しむのも美しい女性の特徴かも知れませんね。飲酒は、適量を楽しく、美味しく、味わっていくことが健康への一歩でもありますよ。

【参考】

お酒と健康 - 公益財団法人アルコール健康医療協会

【筆者略歴】

※ ユメカン ・・・ 管理栄養士。総合病院勤務、一般企業の営業職を経て、アラサ―で管理栄養士になる夢を叶え、アラフォで病院栄養士の道へ。転勤族の妻・二児の母・自立した女性として心も身体もお肌も輝くアラフィフを目指す。ブログ『夢の管理栄養士になったユメカンの日常』発信中。

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【筆者略歴】

※ 圓尾和紀 ・・・ 管理栄養士。総合病院勤務を経て予防医療を志し、独立。和食素晴らしさを伝える活動と、“不自然な食べもの”にあふれた環境で、定期的に身体をリセットする目的からファスティングを取り入れた生活の提案を行う。カラダヨロコブログ。

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