ドキュメンタリー映画『ヒッチコック/トリュフォー』デビッド・フィンチャーらが語る、名監督の映画術

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ドキュメンタリー映画『ヒッチコック/トリュフォー』が、2016年12月10日(土)より全国で順次公開される。

イギリス人映画監督のアルフレッド・ヒッチコックは、“サスペンスの神”と称され、代表作に『サイコ』『鳥』などが挙げられる。サスペンスとくくられる中でも、ミステリーからロマンス、怪奇、心理劇、アクションまで、内容の多彩さが魅力だ。

本作は、新鮮な視点で語られるヒッチコックの映画術に関するドキュメンタリー作品。1962年にフランスの映画監督フランソワ・トリュフォーが、彼にインタビューを行った貴重な音声テープと、現代を代表するフィルムメーカーたちのインタビューを交え、ヒッチコックの時代を超えた映画術を現代に蘇らせる。

登場するのは、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のマーティン・スコセッシ、『ゴーン・ガール』のデビッド・フィンチャー、『クリーピー 偽りの隣人』の黒沢清、『グランド・ブダペスト・ホテル』のウェス・アンダーソン、そして『6才のボクが、大人になるまで。』のリチャード・リンクレイターなど、今日の映画界を牽引する監督たち。劇中で、デビッド・フィンチャーは「ヒッチコックは、映画魔術天才だ。映画ばかりか、観客も演出する監督だ」と語っている。

メガホンを握ったのは、ニューヨーク国際映画祭のディレクターを務める、監督ケント・ジョーンズ。2015年カンヌ国際映画祭クラシック部門でも上映され、話題を集めた作品となっている。

【作品詳細】
『ヒッチコック/トリュフォー』
公開日:2016年12月10日(土)
監督:ケント・ジョーンズ
脚本:ケント・ジョーンズ、セルジュ・トゥビアナ
出演:マーティン・スコセッシ、デビッド・フィンチャー、アル ノー・デプレシャン、黒沢清、ウェス・アンダーソン、ジェーム ズ・グレイ、オリヴィエ・アサイヤス、リチャード・リンクレイター、 ピーター・ボグダノヴィッチ、ポール・シュレイダー
2015年/アメリカ・フランス/英語、仏語、日本語/80分/ビス タ/カラー/5.1ch/
原題:HITCHCOCK/TRUFFAUT
Photos by Philippe Halsman/Magnum Photos
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