30代で目覚める“遅咲きレズビアン”が意外にも多いって本当?
2013年にはニュージーランド、フランス、イギリス、オーストラリアと次々に法案が可決され、いまや世界16ヶ国で合法化されている同姓婚。ことレズビアンに特化してみると、意外にも年齢を重ねた30代で、男性を愛する異性愛者から、女性のみを愛するレズビアンへと性的指向を転換する女性が多いことが、最近の研究で明らかとなりました。
200人の既婚女性を対象とした調査では、異性愛者の女性が初めて同姓に魅力を感じるのは、幼少期よりも年齢を重ねてからの方が可能性が高いことが明らかとなり、中でも30代でレズビアンに目覚める人が意外にも多いことが報告されています。
また、年齢を重ねてからレズビアンに転換した女性の多くは、周囲からの偏見などを恐れ“カミングアウト”したくないと考える傾向が強いこともわかりました。これまで科学的見解に基づき、人間の性的指向は環境的な要素よりも遺伝子的要素が大きく、これによって性的指向が決定付けられると考えられていました。
しかし、今回の調査結果はこれに反するもので、女性の性的指向が年齢とともに流動的になる可能性を示しています。
さて、みなさんの性的指向に変化の兆しは見られるでしょうか?
参考: More women become lesbians in their thirties
http://www.cleo.com.au/you/relationships/2010/7/more-women-become-lesbians-in-their-thirties/