ダイエットに成功する人・しない人、ダイエットカウンセラーが明かすそれぞれの特徴とは?
「あの人は成功したのに、なぜ自分はやせないの…!?」。ダイエッターの中には、そんなお悩みを持つ人も少なくありません。実際、同じダイエット法を実践しても、成功する人としない人がいます。試した減量法自体に無理がある、または体質やライフスタイルに合わない、など個別の理由もありますが、それらとは別にダイエットに成功する人、失敗する人に“共通する特徴”とはどのようなものでしょうか。ダイエットカウンセラー・料理研究家の“おにゃ”さんに聞きました。
【写真】「若い人に間違えられた」半年で13kgやせたチカコさん(57歳)
■ダイエットの知識が多くてもダメ? 「すぐ実行」「継続できる」がポイントに
独自のダイエットメソッドで自身とご主人の“10kg以上やせ”を成功させ、現在は、個人カウンセリングに基づいたダイエットサポートサービスや講座を開催している“おにゃ”さん。今春、書籍化された 『たんタンダイエット』は、やせにくいとされる中高年からも、「ストレスなくやせた」「食の意識が変わった」と、成功談が数多く寄せらせています。そんな、日々、悩めるダイエッターたちと向き合うおにゃさんが、カウンセリングを通じて導きだした「ダイエットに成功する人・しない人の特徴」は次の通り。
▼ダイエットに成功しやすい人の特徴
・素直な人
・淡々と継続できる人
「アドバイスに対して、『今やります』『今晩からやってみます』と言える素直な人・言われたことをすぐ実行できる人はやせやすいと思います。また、『この日はやるけど、この日はやらない』などダイエットを気分で変えるのではなく、ゆるくても同じように続けられる人はやせやすいです」
▼ダイエットに失敗しやすい人の特徴
・情報に振り回されすぎな人
・食生活を変えたくない人
・「家族に食生活をすべて合わせなきゃ」と思っている人
「ダイエットの知識が豊富ゆえに、『3食とって』『炭水化物もOK』と説明すると、反論する人もいます。また、『仕事のストレスを菓子パンで解消しているから、毎日3個は食べたい。そのうえでやせたい』など、自分のなかの“食の決まり”を崩せない人も、失敗しやすいですね。“食の決まり”でいうと、育ち盛りの子や濃い味好きの夫といった家族に、『食事を合わせなきゃ』と思っている人も要注意です。例えば夕食がハンバーグなら、家族には濃厚デミグラスソースをかけ、自分は大根おろしのポン酢タレをかけるなど、工夫するだけで、健康的な食生活にチェンジできるのですが、そういった工夫に拒否感のある人はやせにくいです」
ダイエットに向き合う姿勢こそが成功・失敗の分かれ道と言えそうです。とはいえ、「そもそも、厳しい制限やガマンをするダイエットは失敗しやすい」とおにゃさん。『〇〇だけ食べる』『置き換え』『ハードな運動』などにトライし、結果がでない人には、食べるダイエット“たんタンダイエット”を試してほしいと話します。
■無理しない、何歳からでも始められる“たんタンダイエット”
おにゃさんの提唱する“たんタンダイエット”は、炭水化物とタンパク質を上手に摂り入れた“食べるダイエット”です。
▼“たんタンダイエット”の3つのルール
1:やせるタンパク質を毎食手のひら大、1日2種類以上とる
厳しい食事制限ダイエットで筋肉が減ると、体は省エネ化して、食べないのにやせにくい状態に。これを防ぐために、タンパク質を摂ることが重要です。肉や魚、卵などタンパク質が多く含まれる食材を毎食(朝昼晩)手のひら大を目安に摂取します。昼は肉、夜は魚など2種類以上の高タンパク食材をとるのがおすすめです。
2:太らない炭水化物に替える
朝昼は、麦入り・雑穀入り・玄米など精製度があまり高くない「茶色い炭水化物」を茶碗に軽く1杯(100g程度)摂取します。
3:朝食は抜かない
朝昼晩、3食きちんと食べることで「食べた」という満足感でやせやすくなります。ダイエット中は朝食を抜く人もいますが、朝食を抜くと、体はいつまでも眠ったままの状態で、代謝もアップされません。チーズひとかけら、豆乳コップ1杯飲むだけでも体が活性化して、結果的にやせ体質になります。
「“たんタンダイエット”は、食生活を整えるだけのダイエットです。無理しないので、何歳からでも始められますし、食生活が整うからリバウンドもありません。さらに『運動しなくてOK』『3食とる』から、ストレスがない。ぜひ、気軽に試していただけると嬉しいです」
■ダイエットの知識が多くてもダメ? 「すぐ実行」「継続できる」がポイントに
独自のダイエットメソッドで自身とご主人の“10kg以上やせ”を成功させ、現在は、個人カウンセリングに基づいたダイエットサポートサービスや講座を開催している“おにゃ”さん。今春、書籍化された 『たんタンダイエット』は、やせにくいとされる中高年からも、「ストレスなくやせた」「食の意識が変わった」と、成功談が数多く寄せらせています。そんな、日々、悩めるダイエッターたちと向き合うおにゃさんが、カウンセリングを通じて導きだした「ダイエットに成功する人・しない人の特徴」は次の通り。
▼ダイエットに成功しやすい人の特徴
・素直な人
・淡々と継続できる人
「アドバイスに対して、『今やります』『今晩からやってみます』と言える素直な人・言われたことをすぐ実行できる人はやせやすいと思います。また、『この日はやるけど、この日はやらない』などダイエットを気分で変えるのではなく、ゆるくても同じように続けられる人はやせやすいです」
▼ダイエットに失敗しやすい人の特徴
・情報に振り回されすぎな人
・食生活を変えたくない人
・「家族に食生活をすべて合わせなきゃ」と思っている人
「ダイエットの知識が豊富ゆえに、『3食とって』『炭水化物もOK』と説明すると、反論する人もいます。また、『仕事のストレスを菓子パンで解消しているから、毎日3個は食べたい。そのうえでやせたい』など、自分のなかの“食の決まり”を崩せない人も、失敗しやすいですね。“食の決まり”でいうと、育ち盛りの子や濃い味好きの夫といった家族に、『食事を合わせなきゃ』と思っている人も要注意です。例えば夕食がハンバーグなら、家族には濃厚デミグラスソースをかけ、自分は大根おろしのポン酢タレをかけるなど、工夫するだけで、健康的な食生活にチェンジできるのですが、そういった工夫に拒否感のある人はやせにくいです」
ダイエットに向き合う姿勢こそが成功・失敗の分かれ道と言えそうです。とはいえ、「そもそも、厳しい制限やガマンをするダイエットは失敗しやすい」とおにゃさん。『〇〇だけ食べる』『置き換え』『ハードな運動』などにトライし、結果がでない人には、食べるダイエット“たんタンダイエット”を試してほしいと話します。
■無理しない、何歳からでも始められる“たんタンダイエット”
おにゃさんの提唱する“たんタンダイエット”は、炭水化物とタンパク質を上手に摂り入れた“食べるダイエット”です。
▼“たんタンダイエット”の3つのルール
1:やせるタンパク質を毎食手のひら大、1日2種類以上とる
厳しい食事制限ダイエットで筋肉が減ると、体は省エネ化して、食べないのにやせにくい状態に。これを防ぐために、タンパク質を摂ることが重要です。肉や魚、卵などタンパク質が多く含まれる食材を毎食(朝昼晩)手のひら大を目安に摂取します。昼は肉、夜は魚など2種類以上の高タンパク食材をとるのがおすすめです。
2:太らない炭水化物に替える
朝昼は、麦入り・雑穀入り・玄米など精製度があまり高くない「茶色い炭水化物」を茶碗に軽く1杯(100g程度)摂取します。
3:朝食は抜かない
朝昼晩、3食きちんと食べることで「食べた」という満足感でやせやすくなります。ダイエット中は朝食を抜く人もいますが、朝食を抜くと、体はいつまでも眠ったままの状態で、代謝もアップされません。チーズひとかけら、豆乳コップ1杯飲むだけでも体が活性化して、結果的にやせ体質になります。
「“たんタンダイエット”は、食生活を整えるだけのダイエットです。無理しないので、何歳からでも始められますし、食生活が整うからリバウンドもありません。さらに『運動しなくてOK』『3食とる』から、ストレスがない。ぜひ、気軽に試していただけると嬉しいです」