先月、別居報道が流れたモナコ公国のアルベール2世大公とシャルレーヌ公妃。現地時間9月11日(月)に双子のジャック公子とガブリエラ公女と共に外出、新学期が始まった2人を学校まで送り届けた。公室はその様子をインスタグラムに投稿している。公妃は別居報道が浮上した直後にアカウントを削除、今も再開していない。

今月に入って大公と公妃は立て続けに揃って外出している。今回の学校への送迎はこの9日間で7回目。昨年春に公妃が公務に復帰して以降のペースに比べると、驚くべき回数である。当然ヨーロッパマスコミからは不仲説や別居報道を打ち消すためのパフォーマンスではないかと疑う声も浮上している。

前日の10日(日)にはフランスで開催中のラグビーワールドカップへ。公妃の故郷である南アフリカとスコットランドの試合を観戦した。試合中には大公が公妃の肩を抱く場面もあった。また9日(土)には双子たちを連れて毎年恒例のイベント「ピクニックバスケット」へ。

これは夏の終わりを祝う野外フェスティバル兼ガーデンパーティで、大公と公妃は会場のプリンセス・アントワネット公園で報道陣の前に並んだ。ちなみにこの日は大公の姪シャルロット・カシラギも夫のディミトリ・ラッサムや子どもたちと一緒に来ていた。

その前の週には大公の父レーニエ3世の生誕100周年の祝賀式典、モンテカルロ・ゴルフクラブにて開催されたプリンセス・モナコカップ、モナコ駐在のフランス特命全権大使の信任状捧呈式、モナコ公国の国営放送のローンチイベントに出席。公室の SNSはこれらをすべて投稿、大公と公妃が共に行動していることをアピールしている。

ちなみに先週、大公はイタリアの新聞「Corriere della Serra」に「シャルレーヌは常に私の傍にいる」「彼女がスイスに住んでいるというような、私たちに関する噂が理解できない。私はそういう報道に傷ついている」とコメント、「そういう話はすべて嘘だ」と否定している。2人揃っての公務で噂を払拭できるのか、それとも新たな報道が出てくるのか。ヨーロッパはもちろん、世界中のマスコミの注目が集まっている。