梅雨時の“カビ”対策!どうすればいい?

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 梅雨になると、どうしても部屋の中がジメジメして鬱陶しい気分になりますよね。そんなとき、注意したいのが“カビ”です。ご存知の通り、カビは湿ったところに多く繁殖します。住環境の悪化はもちろん、健康状態にも影響することがありますから、対策はしっかり行ってくださいね。

■カビってどこに発生しやすいの?

 カビはどこに発生しやすいのでしょうか。一般的にいわれているのが、湿度が高くカビの栄養源があるところ。温度は25度から30度、湿度が60%以上のときに発生しやすいようです。この条件のそろう場所としては、浴室、洗面所、キッチンなどの水回りや、窓枠、押し入れなどが挙げられます。

■カビを生えなくするには?

 カビはどうすれば生えなくなるのでしょうか。水滴や結露などの水分はなるべく早く拭き取るなど、カビ菌の好む環境を自ら作らないことが肝心です。さらに、晴れの日はしっかりと換気をして、乾燥を心がけましょう。雨の日は、除湿機を使ってできるだけ湿気を取り除くことが大事です。

 また、カビの生えやすい浴室も、できれば入浴後は壁タイルについた水滴を雑巾で拭き取りましょう。面倒なら、ゴムスクイジーでサッと水気を取り除けば楽に行えます。温水をかけた後に冷水をかけるなどして、浴室内の温度を下げておくのも予防策になるといわれています。

 洗濯機を使っていないときは蓋を開けておきましょう。エアコンのフィルターを定期的に掃除して、カビ菌の餌のもとを排除することも有効です。