コンビニのパンコーナーに並ぶ、ホットケーキのような菓子パン。中にメープルソースとマーガリンが入っていて、おいしいですよね。

実はファミリーマート、ローソン、セブン-イレブンの大手3社から登場していて、見た目も中身も3社ともよく似ています。

そこで今回は、2022年11月25日現在販売中の、3社のホットケーキ系菓子パンを比較してみました。

商品説明はほぼ同じ

まずは商品名と、公式サイトに記載されている商品の特徴をひとつずつ紹介していきます。

・ファミリーマート「ふんわりおいしいホットケーキ(メープル&マーガリン)」

価格は118円。ふんわりとした食感のホットケーキ生地に、メープルシロップ入りソースとマーガリンをサンドしています。製造は、パスコでお馴染みの敷島製パン。

・ローソン「ふんわりホットケーキ メープル&マーガリン 2個入」

価格は117円。ふんわり生地にメープルソースとマーガリンをサンドしています。製造元は山崎製パン。

・セブン-イレブン「7Pバター風味のパンケーキ2個入」

価格は129円。もちふわ食感の生地に、メープルソースとマーガリンをサンドしたパンケーキです。製造元はフジパン。

各2個入りで、中身はどれもメープルソースとマーガリン。各社商品説明の内容にも、あまり違いが見られません。違うとすれば、各コンビニで製造元でしょうか。

価格帯も100円台前半とほぼ一緒。一番の開きで12円の差です。

上中央の緑のお皿がファミマ、左下グレーのお皿がローソン、右下ピンクがセブンのパンケーキです。

生地はどれも茶色く綺麗に焼けていますが、セブンの商品は3つの中でいちばん生地が白いことがわかります。

下からセブン、ファミマ、ローソン

個体差があるので正確ではありませんが、メジャーでおおよその直径をはかってみると、ファミマが9.6、ローソンが9.4、セブンが9.8cmほどでした。目で見てもセブンが一番大きく、ローソンが若干ですが小さめに思えます。

食べてみると全然違う!

それでは、味を比べてみたいと思います。

・ファミマ

ファミマのホットケーキ生地は、食べてみるとふわっと歯切れが良い印象。そして、どら焼きやカステラの生地を彷彿とさせる、どこか懐かしい味わいです。

中に入っているメープルソースの味は3社の中でいちばん濃く感じました。マーガリンの量はやや控えめでしたが、程よく塩味があり、全体的にバランスが良いです。

熱量は1個あたり210kcal。2個で420kcalです。

・ローソン

ローソンは、生地がふわっふわでいちばん柔らかいと感じました。ワッフルのような、洋菓子感があります。

メープルソースは甘いですが、メープル独特の風味はほかのものと比べると抑えられていました。

マーガリンは、生地の端っこにまでまんべんなく塗られていました。香りがよく、しょっぱさもあります。3社の中でいちばんマーガリンの味が強かったです。

熱量は1個あたり214kcal。2個で428kcalです。

・セブン

セブンの生地は、もっっちりしていて、ほかの2つとは全く違います。

メープルソースとマーガリンは、中央に厚めに入っている印象。どちらも濃いめの味付けです。

生地がふわふわというよりもちもち食感なので、噛み応えもありいちばん食べた時の満足感がありました。熱量は1個235kcalで、2個470kcal。

まとめ

まとめると、メープル感を味わいたいならファミマ、ふわふわ生地とマーガリン強めが好きならローソン、ガツンと食べたいときはセブン、といった感じでしょうか。

個人的には、セブンの「バター風味のパンケーキ」が一番好みでした。もちもち食感が好きなので生地がタイプで、メープルとマーガリンがたっぷり口に入ってくる感覚が贅沢だと感じました。

次のおやつのご参考に。

(東京バーゲンマニア編集部 みやま胡桃)