再婚はおめでたい話ですが、現実問題そうとばかりはいきません。再婚だからこそのデメリットも多々あり、悩んでいる人も少なくないでしょう。

とは言え、当然再婚して幸せな人も大勢います。初婚もそうですが、再婚もまた明暗が大きく分かれるのです。どうすれば幸せな再婚ができるのか? それはちょっとした自分の心がけだったり、意識の持ち方で解決することばかり。

ここでは、再婚して幸せな人と不幸せな人の特徴をご紹介します。それぞれを見比べて、幸せな再婚の参考にして下さい!

再婚して幸せな人の特徴

前の失敗を教訓にしている

再婚したと言うことは、当然その前に離婚の経験があると言うことですよね。最近では円満離婚の言葉もよく耳にしますが、ごく一部ではないでしょうか。

実際のところ、離婚には結婚以上のエネルギーを必要とすると言われていますし、莫大なストレスがかかるのが普通です。

その理由が不倫など異性関係の場合、修羅場もあったでしょう。消し去りたい過去、黒歴史になっている人も多いはず。

思い出したくもない前の結婚離婚ですが、再婚して幸せな人はちゃんとそれらを教訓にし、再婚にいかしています。嫌な過去に蓋をせず向き合い直視し、その上で反省点を見出し今にいかす。とても冷静で頭が良く、合理的だと言えますね!

どのような理由の離婚であれ、「こうしたら良かった」と振り返る部分はあるはずです。もっと思いやりを持つべきだった、もっと話し合うべきだった、もっと女性として男性を立てるべきだった、などなど。

例えその反省点が理不尽な内容だったとしても、男女関係とは理屈ではまかり通らない部分も多々あります。再婚して幸せな人は、1回目で分かった愛情の持ち方を次で実践するのですね。


相手の過去を真っ直ぐ受け入れる

好きな人の過去の恋愛を、「昔のこと」と割り切れる人はどれくらいいるでしょう? おそらく、大多数の人が相手の過去の恋人に対して、昔のことだとは言え嫉妬したり知りたくないことでしょう。

相手も再婚の場合は、前の配偶者や家庭が嫉妬の対象となるはずです。子供がいる場合は、養育費などを巡り衝突するケースが多く聞かれます。どのような過去を持っていたとしても、相手が選んだのは自分。その自信を持つことが大切ですね。自分自身が再婚ならば、より「過去も含めその人」である事実を理解できるはずです。

とは言え、頭で分かっていても気持ちがついていかないことってありますよね。再婚して幸せな人は、思っていることをちゃんと相手に伝えます。

しかし喧嘩にならないように、感情的にならないように、冷静を保ちながら要件を簡素に伝えるのです。気持ちを伝えることで、ある程度はスッキリできるでしょう。

過去も含めた自分を受け入れてくれている相手なのだから、同じように大きな心で受け入れる、その思いを持っている人は幸せな再婚ができる人です。


再婚しても不幸せな人の特徴

前の失敗をいかせていない

再婚してもうまくいかない人は、最初の結婚離婚の教訓をいかしていないのではないでしょうか?

パーフェクトな結婚生活を求めるべきではありません。譲らなければならない部分はありますし、時には我慢して足並みを揃えなければならないこともあるでしょう。それが結婚で、夫婦生活なのです。

再婚して幸せな人は最初の失敗でそれらを理解済みですが、再婚しても不幸せな人は同じ過ちを繰り返していることが多いです。

相手に甘えてわがままになっていないか、前の結婚ではどうして離婚に至ったのか、同じ過ちを犯していないか、自分にも非があったことを認め振り返る事が大切だと言えるでしょう。


相手の過去を否定する

再婚したのに不幸せな人は、相手の過去に執着してしまうところがあります。全てを知りたいからと、2人の結婚生活に関係のないことをいつまでも聞いていれば、嫌になられるでしょう。

前の配偶者を貶めるような発言をしていては、相手の過去にケチをつけているようなものでしょう。子供との面会や養育費など全てに拒絶の態度を示せば、ありのままの自分の愛してはくれないのだと落胆されるでしょう。

再婚して幸せになれない人は、このように目の前の幸せではなく減点法で相手を見てしまう傾向が強いです。

自分にも過去があることを忘れてはいけません。過去があるからこそ今の自分や相手がいる、むしろ過去に感謝するくらいのおおらかな気持ちが必要となってくるのが幸せな再婚なのです。


まとめ

以上、再婚して幸せになる人と不幸せになる人の違いについてご紹介しました。そのチェック項目は思っていたよりも少なくて、驚かれたのではないでしょうか?

つまり再婚して幸せになることは、決して難しいことではないのです。少しの心構えと、意識の持ち方で再婚の幸せは手に入ります。

再婚は様々なしがらみがあり難しく思われることも多いですが、本来ならば離婚の経験から二の舞を踏まない方法を取得しているはず。それを実践できるか出来ないかは、あなた次第なのです。